《ウィッチャー2攻略》ラ・ヴァレッテ城地下牢 のページ。クエスト「ラ・ヴァレッテ城地下牢」について場所や報酬などの概要と、クエスト開始から完了までの進行等の攻略情報をまとめています。
概要
ラ・ヴァレッテ城地下牢 | |
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Witcher2 Main | |
The Dungeons of the La Valettes 経験値: 800exp |
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種別 | メインクエスト |
章 | プロローグ |
場所 | ラ・ヴァレッテ城の専用区画(城の地下牢) |
前提クエスト | なし |
後続クエスト | 焔の試練 神殿へ 血を分けし者 よみがえる記憶 多難な上陸 怪物退治の剣 |
クエスト「ラ・ヴァレッテ城地下牢(The Dungeons of the La Valettes)」は、フォルテスト王を暗殺した真犯人を追っていこうという、これから始まるウィッチャー2の物語の幕開け部分のストーリーにあたるメインクエストです。
本クエストはニューゲームを開始して後、オープニングムービーを経て、最初にプレイヤーが行動することが可能となるクエストです。ヴァーノン・ロッシュによるゲラルトの尋問を描く前半部分と、ラ・ヴァレッテ城を脱出して真犯人探しの旅を開始しようという部分を描く後半部分で構成されます。
クエストの開始
ウィッチャー2のニューゲームを開始すると、オープニングムービーの後で自動的に発生します。
クエスト開始時点のジャーナル
テメリア国王フォルテストの命を暗殺者から救ったのが、白い狼の異名を持つゲラルトだった。その時以来、王はこの放浪のウィッチャーを忠実なる護衛に転身させ、常に身近におくようになったのだ。ゲラルトにとっては苦痛な日々だったが、君主の意に逆らうような愚かなまねができるわけもなかった。そういう次第で、王がラ・ヴァレッテ城砦の包囲攻撃の陣頭指揮を取っていたときにも、ゲラルトは王の側にいたのだ。ウィッチャーなら誰しも、運命がいかに急転するものか、身にしみて知っている。そしてこの城壁の内側で、ゲラルトは運に見放されたのだった。悲劇的な誤解によってゲラルトは捕らえられ、城の地下牢に放り込まれた。そこで王の右腕ヴァーノン・ロッシュに問われるまま、それまでの出来事を詳しく語ったのである。我らがウィッチャーがいかにして栄光の頂上から悲運のどん底まで転落したのか、知りたければ私が話して聞かせよう。
ジャーナルの語り部は、シリーズのお約束の通り、ゲラルトの親友で吟遊詩人のダンディリオンです。ダンディリオンはゲラルトから直接見聞きした武勇伝や恋物語を歌詞にし、各地の民衆に歌って聞かせることで人気を博しています。
クエストの進行(前半)
クエスト「ラ・ヴァレッテ城地下牢」の前半は、王殺しの嫌疑を掛けられ刺青隊に逮捕された後、ラ・ヴァレッテ城地下牢に投獄されたゲラルトが、ヴァーノン・ロッシュの尋問を受けるシーンが描かれます。
ヴァーノン・ロッシュはウィッチャー3を先にプレイした方なら御存知の優秀な人物で、ウィッチャー3においてはゲラルトの大親友という設定の人物です。ウィッチャー2においては二人の関係はその前段階で、まだそこまでの信頼関係や友情は構築されていません。
とはいえロッシュは、ゲラルトが亡き王(フォルテスト)にこれまで誠意をもって仕えてきていることを間近で見てきました。王殺しの嫌疑を掛けられているゲラルトが本当に真犯人とは信じがたい状況です。また、もし真犯人が他に居るのであれば、その真犯人を捕まえなければならない使命があります。
本クエスト前半では、フォルテスト王暗殺の直前に起きた出来事をひとつひとつ辿っていこうという展開になります。
ロッシュとの会話選択肢
下表は進行のキーとなる重要な会話選択肢の一覧です。最初から全ての選択肢を選べるわけではなく、他のクエストの進行にあわせて、さらなる会話選択肢が追加されていく仕掛けになっていますのでご注意下さい。
会話選択肢 | 内容 |
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あの朝 俺は王に呼ばれた | 「御意によりて」が割り込み発生 |
攻撃は… | 「先鋒」が割り込み発生 |
俺たちは修道院で別れた | 「神殿へ」が割り込み発生 |
ドラゴンは結局 どうなった? | 「先鋒」をクリアすることで追加される会話選択肢。「焔の試練」が割り込み発生 |
全ての始まりがテイルズだった | 「神殿へ」「御意によりて」「先鋒」「焔の試練」の全てをクリアすることで追加される会話選択肢。「血を分けし者」が割り込み発生 |
俺は人殺しじゃない | 「血を分けし者」をクリアすることで追加される会話選択肢。本クエスト「ラ・ヴァレッテ城地下牢」の後半部分へ続く |
これらの重要な会話選択肢を選択することがトリガとなり、関連するメインクエストが発生します。クエストが発生したらそのクエストにカメラが切り替わり、クエスト対応完了後はまた本クエスト(尋問シーン)に戻ってきて、他の会話選択肢や新たに追加された会話選択肢を選んでいく、というのが基本的な流れとなります。
「血を分けし者」までの一連のクエストを終えたら「俺は人殺しじゃない」の会話選択肢が出現します。これが本クエスト「ラ・ヴァレッテ城地下牢」の後半部分への入口となっています。
「お前には関係ない」や「クソ食らえ 俺は殺してないと言ったろ…」のようなロッシュにケンカを売るような会話選択肢を選び続けることも可能ですが、その場合最終的にロッシュはキレてしまいゲラルトは始末されます(ゲームオーバー)。
最終的に「暗殺者を追う」や「お前の勝ちだ 腹を割って話そう」といった、暗殺犯を追跡する方向で合意できればストーリーが進んで行きます。
途中、ロッシュが「リヴィアのゲラルトに関する記録」を手にしたところで、ゲラルトの記憶回復を辿って行くクエスト「よみがえる記憶」が割り込み発生します。このクエストは特に戦闘等は発生しません。スライドを見て行き、最後まで見たところで戻ってきます。
「よみがえる記憶」の割り込み完了後、ロッシュから近々の予定を聞き、本クエストの後半部分へ続きます。
ジャーナルの追加
ゲラルトが難儀な目に遭うのはよくあることだし、牢に放り込まれたのも初めてではない。少なくとも過去3回、うち1回は私も一緒だった。そして彼はいつも、幸運あるいは味方の助けを得て脱出を果たしてきたのだ。しかし今回ばかりは酷いものだった。誰もが、王を殺したのはウィッチャーのゲラルトだと思っていた。幸運にも、ヴァーノン・ロッシュはそれを信じなかった。拷問された後ではあったが、ロッシュはゲラルトの手かせを解いてくれたのである。そして船で待っていると言った。つまりゲラルトは、自力で地下牢から出さえすればいい。簡単なことだ。
クエストの進行(後半)
本クエストの後半部分は、ラ・ヴァレッテ城を脱出し、ロッシュが話していた船に乗り込むまでの脱獄部分が描かれます。実際にゲラルトを操作し、クエストを進めて行きます。
番兵を怒らせる
独房に囚われているゲラルトにカメラが戻ってきます。以下の2つの行動選択のいずれかを取ることになります。
- (左クリック)自由になる
- (右クリック)挑発する
どちらを選んでも大差はありません。相違点については次項を御確認ください。
行動を選んだところでジャーナルが更新され、クエスト目標が「牢番から鍵を奪い、独房から出る」に更新され、以下のジャーナルが追加されます。
まず卵を割らなくては、卵焼きは作れない。ぶちのめされた牢番たちが床に転がり、開いた独房の扉からは出られた。だがゲラルトが自由の天地に至るまでには、まだまだ番兵が残っているし、地下にあっては行くべき方向の判断も難しい。
牢番から鍵を奪い、独房から出る
前項で「自由になる」を選んだ場合は、2体居る番兵の1体以上と素手での戦闘になります(もう1体とは拳闘イベントになる場合もあります)。実際に戦闘する分手間が掛かりますが、戦闘を経たことで若干の経験値を獲得できます。
前項で「挑発する」を選んだ場合は、その後「この鉄格子あっての空威張りか」を選んだところでムービーとなります。番兵2体の内1体がムービー内で倒された後、残る1体との拳闘(イベント)となります。ガイド表示されたタイミングにあわせて方向キーを入れることで簡単に倒すことが出来ますが、経験値等の入手機会はありません。
番兵を倒した後は、所持品からクエストアイテム「牢獄の鍵」を入手します。このカギは最初にゲラルトが繋がれている檻の扉を開けるためのものです。
また、すぐ近くの階段を上がる手前では、猫の目、月のルーン、くたびれた革のこて、小さなブラックジャックを拾うことが出来ます。この時点でゲラルトは装備品を何も身に着けていない状態ですので、早速装備しておくようにしましょう。
隠密モード
スタート地点(独房)にある短い階段を上がったところで隠密モードに自動的に切り替わり、操作ガイドが出ます。
隠密モードは、クエスト設計上、隠密モードでの行動が採用されているシーンにおいてのみ可能(強制的にON)で、隠密モードを手動でON/OFFするようなことは出来ません。
隠密モードでは背後に忍び寄ったうえで右クリックすることで敵NPCを気絶させることが可能です。その敵NPCに認識されていたり、背後を取っていない場合は、気絶させることは出来ません。
なお、敵NPCを気絶させる(殺さない)ことでも、倒してしまうことでもどちらでもクエストの進行自体は可能です。
隠密モードを使うメリット・デメリット
隠密モードで接近し、気絶させることで戦闘回避できるような機会は以降のゲームでも度々あります。本クエスト「ラ・ヴァレッテ城地下牢」は良い練習機会になります。
また、経験値稼ぎしたい場合にも有効です。本クエストで敵NPCを殺さず、気絶させながら進めた場合のメリットは、最終的にクエスト完了時に獲得できる報酬経験値にて、450ポイント程度のボーナスが付くケースがある点です。どの敵NPCが対象なのかや、成功をカウントしているのか、殺害をカウントしているのか、等の詳細な条件は不明です。
例えば、マリールート(ルート分岐については後述)で拷問シーンを見る場合に遭遇する敵NPC4体全てを気絶させた場合、また、マリールートで拷問シーンを見ない場合に遭遇する敵NPC9体全てを気絶させた場合、いずれも450expのボーナスが上乗せされていました。
一方、気絶させやすい位置に敵NPCが歩いてくるのを待ったり、釣り出したり、たいまつを消灯させたり、と手間が掛かります。時間をあまりかけずに先へ進みたい場合は普通に鋼の剣で斬りつけて行った方が早いです。
なお、基本的に、隠密モードで気絶させることが可能な敵NPCについては、気絶させずに戦闘で倒したところで経験値獲得はありません。戦闘で倒して微量の経験値を獲得できるのは、気絶させることが出来ない敵NPCのみです。本クエストでは拷問室に居る死刑執行人のみが気絶無効の敵NPCですので、死刑執行人を倒した場合は微量の経験値獲得があります。
隠密モードのコツ
隠密モードでは、ターゲットの敵NPCの移動ルーチンをよく見ることが不可欠です。また「たいまつ」など、周辺の明るさに影響するオブジェクトに注意しましょう。明るい状態だとゲラルトの気配や影などがバレて失敗する可能性が高くなります。
また、その「たいまつ」を逆手にとって活用するのも工夫の一つです。たいまつを消すと、敵NPCは再点灯させようと近づいてくることが多いためです。立ち止まって動いてくれない敵NPCを動かしたり、背を向ける隙を作らせるために活用できます。
例を挙げると、本クエスト中の隠密モードにおける最初の敵NPC(隠密モードに切り替わって最初のドアを開けた先の廊下に居る)の場合ですと、以下の感じになります。
- ドアを開ける前にあるたいまつを消灯する
- ドアを開ける
- 廊下にでる
- 敵NPCが「はっ」とか言って反応する
- 速やかにすぐ左手・手前側(南西)の独房に隠れる
- 敵NPCはドアのところまで歩いてくる
- この段階でゲラルトは敵NPCの背後を取っている
- さっと独房から出て敵NPCに近づき右クリック
これでほぼ確実に気絶させることが出来ます。1を行わなかった場合、ゲラルトの影が敵NPC側から見えるためか、失敗可能性が高くなります。
ルート分岐
この先、屋外へ脱出するまでのストーリーは2つのルートに分岐します。
- マリールート
- アリアンルート
どちらのルートになるのかは、「先鋒」にてアリアン・ラ・ヴァレッテが生存した(アリアンルート)のか死亡した(マリールート)のかに依ります。本クエストの時点で選ぶことはできず、既に内部的にどちらのルートか確定済みです。
差異項目 | アリアンルート | マリールート |
---|---|---|
拷問の対象 | アリアンが拷問を受ける(ストーリー) | マリーが拷問を受ける(ストーリー) |
能力「荷物持ち」 | 習得出来る | 習得出来ない |
ニルフガード帝国との関係 | ニルフガード帝国とアリアンは敵対的(ストーリー) | ニルフガード帝国とマリーは友好的(ストーリー) |
出没敵NPCの量 | 敵NPCとの遭遇機会が多め | 敵NPCとの遭遇機会が少なめ |
両ルートの決定的な差は、能力「荷物持ち」を習得できるかどうかです。アリアンルートの場合のみ習得できます。
また、ニルフガード帝国はマリーを保護しようとしているため、マリールートではクエスト進行中、ニルフガード帝国(シラード・フィッツ・エスターレン)が敵NPCを遠ざけてくれるフォローが発生します。そのため、敵NPCとの遭遇機会が少なめになります。
進路の分岐について
地下牢は2層(上層と下層)に分かれています(下図)。マップ内Aの地点とBの地点で上層と下層が接続しています。Aの地点は双方向に移動可能です。Bの地点については上層から下層への方向のみ移動可能です(落とし穴になっている)。
アリアンルート、マリールートいずれも、スタート地点(独房)からゴール地点に到達するための進路が2通りあります。
- さびた鍵を入手してBを経由する進路(拷問シーンを見る進路)
- 上層地下牢の鍵を入手してイベントを経由する進路(拷問シーンを見ない進路)
どちらの進路を取っても大差はありません。
後者の拷問シーンを見る進路の方が敵NPCとの遭遇回数は少なくなります。また、進路の途中、強い武器であるギザームが拾えたり、拷問室では装備品(厚い革のズボン、短いこて、くたびれた硬い革のブーツ)、「設計図:クロウワー」、その他アイテム多数を入手出来ますが、拷問シーンを見ない進路であっても、後からこれらの回収は可能です(引き返してさびた鍵を入手し、Bに向かえば良い)。これらを入手出来なくなるわけではありません。
拷問シーンを見る進路では、拷問室へののぞき穴から、拷問を受けているアリアンorマリーを目撃し、段差を飛び越えて助けに入る、という流れです。一方、拷問シーンを見ない進路は、拷問が終わった後の時点に遭遇する、という流れになります。
(マリールート)シラード・フィッツ・エスターレンを見つける
このクエスト目標は、マリールートで拷問シーンを見ない進路を取った場合のみ発生します。クエスト目標が「シラード・フィッツ・エスターレンを見つける」になると、以下のジャーナルが追加されます。
地下牢の通路を忍び歩いていたゲラルトは、シラード・フィッツ・エスターレンがラ・ヴァレッテ男爵夫人を独房から出そうとしているところに出くわした。牢番を呼ばなかったところをみると、このニルフガード帝国大使は当面の敵ではないということだ。大使が男爵夫人に何の用があるにせよ、ゲラルトは密かに後をつけることにした。
イベントの位置からすぐ左手、シラード・フィッツ・エスターレンが入って行った場所に向かい、油貯蔵庫周辺にいる敵NPC(4体)を倒すなり、気絶させるなり、かわすなりしてシラード・フィッツ・エスターレンの位置まで向かいます。
この小部屋では、拷問から助け出されたマリー・ルイーズ・ラ・ヴァレッテとシラード・フィッツ・エスターレンが面会しています。
(マリールート)シラード・フィッツ・エスターレンについていく
このクエスト目標は、マリールートであれば、拷問シーンを見る進路であっても、拷問シーンを見ない進路であっても発生します。クエスト目標が「シラード・フィッツ・エスターレンについていく」になると、以下のジャーナルが追加されます。
昨日までの味方が敵に回った以上、昨日の敵を今日の友としなくてはならない。大使は牢番を遠ざけ、ゲラルトの脱出を手助けしてくれた。しかし外交官は見返りのない行動はしない。それは後でわかることになる。
マリー・ルイーズ・ラ・ヴァレッテの信用を得たゲラルトが地下牢を脱出できるよう、シラード・フィッツ・エスターレンがフォローしてくれます。具体的にはゴール地点(マリー)までの区間にいる敵NPCを遠ざけてくれます。
(アリアンルート)牢番を片づけ、出口に向かう
クエスト目標が「牢番を片づけ、出口に向かう」になると、以下のジャーナルが追加されます。
人生には不意打ちがつきものだ。特に生死の瀬戸際にあっては。地下牢の通路を忍び歩いていたゲラルトは、城主のアリアン・ラ・ヴァレッテに出くわした。運命のいたずらが、昨日の敵を味方につけた。アリアンは城内を熟知しているが、剣を使えるのはゲラルトなので、彼が先に立って障害を排除することになった。
アリアンの肩を担いでいる状態では敵と交戦できないので、アリアンの肩を担いでしまっている場合は、いったんアリアンを座らせてゲラルト一人になったうえで行動します。油貯蔵庫周辺の敵NPCが一掃されるとクエスト目標が「アリアン・ラ・ヴァレッテのところに戻る」に更新されます。
(アリアンルート)アリアン・ラ・ヴァレッテのところに戻る
クエスト目標が「アリアン・ラ・ヴァレッテのところに戻る」になると、以下のジャーナルが追加されます。
独房2つが空になっていると誰かが気づいて「新入りがいない!」と叫び出す前に、ゲラルトは牢番の兵たちを片づけ、アリアンのところへ戻った。
油貯蔵庫周辺の敵NPCを一掃したら、アリアンのところへ戻ります。再度、アリアンの肩を担いで立たせてやることでクエスト目標が「アリアンとともに秘密通路を抜ける」に更新されます。
(アリアンルート)アリアンとともに秘密通路を抜ける
クエスト目標が「アリアンとともに秘密通路を抜ける」になると、以下のジャーナルが追加されます。
若き男爵が知っている秘密の通路を使い、ふたりは地下牢を出た。
アリアンを担いで、油貯蔵庫付近まで向かいます。付近までいくとカットが入りますが、このタイミングで鉄の格子戸の鍵が掛けられて引き返せなくなりますので、あちこち探索しておきたい場合は先に済ませておきましょう。
アリアンと別れたら、アリアンは残って油に火をつけてまわるとのことで、ここからゲラルトは一人で行動(屋外に脱出)します。クエスト目標が「砦の外に出る」に更新されます。
(アリアンルート)砦の外に出る
クエスト目標が「砦の外に出る」になると、以下のジャーナルが追加されます。
ゲラルトは砦から脱出したが、アリアンは残るほうを選んだ。敵の手に城を渡すのは彼の誇りが許さなかったのだ。やがて上がった炎は、その後何年にもわたる領民の語りぐさとなった。かの地では今でも「お城が燃えた夜みてえに明るい」という表現が使われている。
クエストマーカーが付いている場所(ゴール地点(アリアン))に向かいます。油貯蔵庫のところに出現した隠し扉を北にまっすぐ進むと屋外に出られます。出口近くまで行くと後ろが爆発して引き返せなくなります。出口から外に出たところでクエスト目標が「船にたどり着く」に更新されます。
船にたどり着く
アリアンルートであっても、マリールートであっても、最終的にラ・ヴァレッテ城地下牢を脱出して屋外に到達すると、クエスト目標が「船にたどり着く」に更新され、以下のジャーナルが追加されます。
自由の身となったゲラルトは、特務隊の船に向かって急いだ。頭の中にはさまざまの疑問が渦巻いていたが、船で待っていたトリス・メリゴールドとヴァーノン・ロッシュも、その答えは持っていなかった。謎が解けるのはずっと先になる。今は先走らないことにしよう。
マリールートの場合は桟橋の北側に、アリアンルートの場合は桟橋の南側に出てきますが、進め方はとくに違いはありません。
「御意によりて」の進行中に「女神メリテレの守り」をクエスト発生させ、新米が生存するような行動選択をしていた場合は、屋外に出たところで生存した新米と再会します。新米は付近の敵NPCを遠ざけてくれますので、付近の敵NPCとの戦闘を回避することが可能です。あえて戦闘することも可能です。その場合、敵NPCと交戦状態になった時点で新米も敵対化します。
なお、そもそも「女神メリテレの守り」をクエスト発生させていなかった場合は、この場所に来ても新米が登場すること自体ありません。付近にいる敵NPC(2体)との戦闘は必須となります。
付近の敵NPC2体は隠密モード対応できない敵NPCですので、倒してもその後のロッシュのセリフがゲラルトの行動を非難するような内容にはなりません。
クエストの完了
クエストマーカーが付いている地点に向かっていくと、途中トリスの声が聞こえ、その先に乗るべき船が停泊しています。ロッシュやトリスと合流したところでクエスト完了です。報酬経験値は800です。
但し、地下牢脱出時において敵NPCを気絶させ、殺さずに進めた場合は、その状況により経験値450が上乗せされます(詳細な条件は不明で、上乗せが250のケースもあるようです)。
また、敵NPCを気絶させず倒すことで対応したり、アリアンルート(建物炎上)となった場合はロッシュのセリフがゲラルトの行動をなじるような内容に変化します。
本クエストの完了にてプロローグが完了となり、第1章が開始します。舞台はフロットサムに移動となります。
さらにクエスト「多難な上陸」と「怪物退治の剣」が自動発生します。また「王の暗殺者」にジャーナルが追加されます。