《ウィッチャー2攻略》マレーナ のページ。クエスト「マレーナ」について場所や報酬などの概要と、クエスト開始から完了までの進行等の攻略情報をまとめています。
概要
マレーナ | |
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Witcher2 Side | |
Malena 経験値: 375exp 報酬: 100オレン |
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プレイ期限: ロッシュルート時は時間との戦いのデラエとの会話完了時点迄、イオルヴェスルート時は時間との戦いのマーゴットとの会話完了時点迄 | |
種別 | サイドクエスト |
章 | 第1章中盤 |
場所 | ロビンデン, フロットサムの地下洞 |
前提クエスト | 神意と死刑台 |
後続クエスト | なし |
「マレーナ(Malena)」は、スコイア=テルの一味で兵士を殺害したという嫌疑を掛けられているマレーナというエルフ女性について、真相を究明し、対応しようというクエストです。
本クエストでは進行中、大量のネッカーと対戦することになります。クエストの受注は第1章の最序盤から可能ではありますが、ゲラルトの装備や育成が充実していないうちに進めるとかなり大変ですので注意しましょう。
クエストの開始
クエスト「マレーナ」の依頼人はマレーナという名前のエルフの女性です。メインクエスト「神意と死刑台」の進行中、ロレドとの会話が完了したタイミングから受注可能となります。
ロビンデンの中央付近、マップ上は小川が流れている(実際には水がほとんどなく足首に掛かる程度)付近で、兵士5名に囲まれている女性(マレーナ)のところに近づくことで自動発生します。
クエストは待機状態となり、以降、人だかりの輪の中に行くと「話を遮る」というコマンドが出現するようになります。左クリックすることでクエストが進行します。
クエスト開始時点のジャーナル
フロットサムの通りをぶらついていたゲラルトは、とある家の前に人だかりがしているのに気づいた。数人の番兵が、エルフの女を責め立てている。マレーナという名だ。非人間族が差別迫害されるのを見過ごしにできないゲラルトは、何があったのか知ろうとした。
クエストの進行
マレーナの話を聞く
「話を遮る」とイベントが発生し、マレーナが兵士たちから疑惑を掛けられていることがわかります。
- 俺が調べよう
- つまらんイザコザのようだな(失敗終了)
イベントを一通り見た後、会話選択肢が出現します。クエストをプレイしていきたい場合は「俺が調べよう」を選択する必要があります。
フロットサムの地下洞に行く
会話選択肢「俺が調べよう」を選ぶと、クエスト目標が「フロットサムの地下洞に行く」に更新され、下記のジャーナルが追加されます。
マレーナは、スコイア=テルの手先であり、番兵を罠にかけたと糾弾されていたのだ。もし本当ならば重大な罪であり、死刑になるだろう。ゲラルトはこの件を調べることに決め、番兵たちが消えたという地下洞に向かった。彼らの身に何が起こったのか、知りたいと思ったのだ。
一同は目的地の地下洞へ移動します。地下洞は、フロットサム市街地の外、西側にあります。クエストマーカー指示が付きます。ゲラルトは自力でその場所に向かいます。
地下洞を調べる
洞窟の入り口にある血痕を調べるとクエスト目標が「地下洞を調べる」に更新され、下記のジャーナルが追加されます。
ゲラルトは地下洞の入り口に血痕を見つけた。剣をすぐ抜けるようにして、彼は中に入った。
洞窟の入り口に入る直前(血痕の手前)に力の場(攻撃)があります。5分間、剣による与ダメージが20%上昇する効果があります。洞窟内部にはネッカーがたくさんいて戦闘になりますので、力の場を有効化しておいた方がラクです。
血痕の少し先から「飛び降りる」ことで洞窟内に入ります。その先も次々と飛びおりて行くと、最初のネッカー集団に遭遇します。14体程度居て大混戦になります。
近くに宝箱(オレン、ダイヤモンドの粉、アメジストの粉、硬い革)と兵士の遺体(オレン、丈夫な長剣、長剣)があります。また、ウィッチャーのメダルを使用すると、ところどころ、事件に関連する形跡等がハイライトされ、調べることでゲラルトがあれこれつぶやきます。
段差のところから「上に行く」ことでさらに奥へ進むことが出来ます。時計と反対まわりに奥へと進み、段差を上った先、目的地の場所に行くと「死体を調べる」のコマンドが出ます。
マレーナと話す
「死体を調べる」を左クリックで実行すると、スコイア=テルの矢によって殺害されていることがわかります。クエスト目標が「マレーナと話す」に更新され、以下のジャーナルが追加されます。
兵士の死体にはエルフの使う矢じりが残っていた。スコイア=テルに射殺され、獣のえじきにされたからには、マレーナにかけられた嫌疑は当たっていたのだ。ゲラルトが外に出ると、そこにはマレーナを連れて番兵たちが待っていた。
なお、目的地のさらに先、銀鉱石の場所にある袋からは銀鉱石が入手できます。何かとクラフティングで必要になることが多いアイテムですので回収しておくと良いでしょう。また、突き当りにあるはしごの先は、ロレドの屋敷の中庭にある落とし戸に通じていますが、鍵が掛かっていて外に出ることは出来ません。
洞窟内で行うべきことは一通り終わりましたので、引き返して、洞窟の外でまっているマレーナや兵士たちと合流することになります。洞窟内で多くのネッカーを倒してきたことで、合計200ポイント程の経験値が獲得できています。
フロットサムの地下洞を出て、待機しているマレーナや兵士に近づいたところで会話となります。ここで選択した会話選択肢にて、本クエストの結末や報酬内容が多岐に分岐します。
- 怪物にやられたんだ(「遺跡のそばの滝でマレーナと会う」へ)
- 撃たれていた(次の会話へ)
「撃たれていた」を選んだ場合は、さらに会話が続きます。
- 聞かせろ(次の会話へ)
- 嘘はたくさんだ(クエスト完了へ)
「聞かせろ」を選んだ場合は、さらに会話が続きます。
- 俺は信じない(クエスト完了へ)
- 案内しろ(「マレーナについて行く」へ)
会話を最後まで行ったうえで「俺は信じない」を選んだ場合、本クエストの完了時報酬は最大となります。
分岐:マレーナについて行く
フロットサムの地下洞を出た時の会話選択肢にて「案内しろ」を選んだ場合は、クエスト目標が「マレーナについて行く」に更新され、以下のジャーナルが追加されます。
ゲラルトは洞穴の中で見たことを包み隠さずに話した。マレーナは説明を聞いてくれと言い、無実の証拠を見せるのでついて来てくれと、ゲラルトと兵士たちに頼んだ。
マレーナは、第1章の冒頭でフロットサム上陸した時の森の方へ移動していきます。ゲラルトや兵士たちはそれを追うことになります。
スコイア=テルと戦う
マレーナについて行き、第1章冒頭でイオルヴェスが笛を吹いていた倒木のあたりまで来たところで、クエスト目標が「スコイア=テルと戦う」に更新され、以下のジャーナルが追加されます。
一行は崖のそばでスコイア=テルの待ち伏せにあった。ゲラルトと兵士たちは応戦するしかなかった。
スコイア=テルは5体程出現します。兵士たちも味方として応戦するので、さほど厳しい戦いにはなりません。ここでスコイア=テルを倒したことによる経験値入手はありません。スコイア=テルを一掃して戦闘完了後、クエスト完了となります。
分岐:遺跡のそばの滝でマレーナと会う
フロットサムの地下洞を出た時の会話選択肢にて「怪物にやられたんだ」を選んだ場合は、クエスト目標が「遺跡のそばの滝でマレーナと会う」に更新され、以下のジャーナルが追加されます。
ゲラルトは真実を隠すことにした。エルフの矢のことは言わず、兵士の死を怪物のせいにしたのだ。番兵たちはしぶしぶ去って行った。マレーナはゲラルトに感謝して、遺跡のそばにある滝のところで会いたいと言った。
兵士とのやり取りでオレンをもらえたような話がされていますが、オレンはもらえていません。フロットサム近郊の森の南端付近にある滝のところに向かいます。目的地はクエストマーカー指示が付きます。
スコイア=テルと戦う
滝のところに行くとマレーナが立っています。近づくとイベントとなり、クエスト目標が「スコイア=テルと戦う」に更新され、以下のジャーナルが追加されます。
ゲラルトは期待をもって待ち合わせの場所に行ったが、隠れていたスコイア=テルの襲撃を受けて驚いた。マレーナは逃げ、ゲラルトは必死に防戦した。
スコイア=テル5体との戦闘となり、マレーナは去って行きます。
マレーナを見つける
スコイア=テルとの戦闘が完了したところでクエスト目標が「マレーナを見つける」に更新され、以下のジャーナルが追加されます。
なんとか生きのびたゲラルトは、待ち伏せの場所を後にした。マレーナはどこにいるのか。何としてもひとこと言ってやりたかった。
マレーナの位置にはクエストマーカー指示が付きません。場所を知らなければフロットサムの広いマップ中をひたすら探す羽目になるところです。
マレーナは目的地に向かってゆっくり移動していきますが、スコイア=テルの戦闘後も、野良のネッカーが出没したりと何かと足止めされる間に見失うことが多いでしょう。
結局のところ、マレーナはサイドクエスト「狂気の鉤爪」の舞台となる焼け落ちた病院の屋外部分(地上の廃墟部分)のがれきの陰に居ます。
マレーナを見つけ、会話したところでクエスト完了となります。
クエストの完了
本クエストの完了パターンは多岐に及びます。失敗終了はともかく、成功終了するケースについても払い出される完了時報酬がだいぶ違ってきます。
失敗終了(つまらんイザコザのようだな)
クエスト発生時の会話選択肢で「つまらんイザコザのようだな」を選んだ場合は、本クエストは失敗終了となり、下記のジャーナルが追加されます。
マレーナは、スコイア=テルの手先であり、番兵を罠にかけたということで糾弾されていたのだ。もし本当ならば重大な罪であり、死刑になるだろう。ゲラルトは中立の立場を守ることにした。ウィッチャーはしょせん、よそ者なのだ。彼は立ち去り、エルフの女は連行されていった。
報酬経験値は獲得できません。また、失敗終了ですのでジャーナルのクエスト欄に×印が付きます。
成功終了(正直報告) ※最大報酬
フロットサムの地下洞を出た時の会話で洞窟内で見たことを包み隠さずに報告したうえで、「嘘はたくさんだ」または「俺は信じない」を選択することでマレーナの話を退けた場合は、クエストは成功終了となり、以下のジャーナルが追加されます。
ゲラルトは洞穴の中で見たことを包み隠さずに話した。マレーナは言い逃れようとしたが、兵士たちは許さなかった。彼女は牢屋に入れられ、尋問されることになった。それ以来番兵が消えることはなくなった。
このケースでのクエスト完了報酬は、100オレンと経験値375です。
成功終了(マレーナについて行く)
フロットサムの地下洞を出た時の会話の結果、「マレーナについて行く」ことになったものの、スコイア=テルの待ち伏せに遭うに至った場合は、クエスト成功終了となり、以下のジャーナルが追加されます。
ゲラルトは襲撃者たちの注意を自分に引き付けて、多くの兵士の命を救った。エルフたちは蹴散らされ、罪が明らかになった女を捕まえることもできたので、番兵の上官は喜んだ。ゲラルトは報償金を受け取り、マレーナは牢屋に入った。その後の彼女の運命は知らないが、最悪の道をたどったことだろう。ロレドが自分の配下の番兵たちを死に追いやった犯人を許したとは思えない。
このケースでのクエスト完了報酬は、100オレンと経験値125です。
成功終了(マレーナを見つける)
フロットサムの地下洞を出た時の会話の結果、「遺跡のそばの滝でマレーナと会う」ことになったものの、スコイア=テルの待ち伏せに遭い、さらに逃げたマレーナを探して見つけなければならなくなった場合は、クエスト成功終了となり、以下のジャーナルが追加されます。
ジャーナルの内容は、最後のマレーナとの会話選択肢についてどれを選んだかにより、変化します。
「情けなど必要ない…」選択時
エルフ女は廃墟となった病院に逃げ込もうとしたが、その前に捕まった。恐怖に震えていても、ゲラルトは情けをかけなかった。兵士たちを死なせ、彼のことも殺そうとした女だ。その場で死刑を執行した。
「ロレドの裁きに託す」選択時
エルフ女は廃墟となった病院に逃げ込んで、恐怖に震えていたが、ゲラルトは容赦しなかった。彼女を捕まえてロレドの番兵たちに突き出したのだ。正義などとは言いたくないが、彼女が自分のやったことに報いを受けたのは間違いない。
「立ち去れ」選択時
廃墟となった病院に逃げ込んだエルフ女をゲラルトは捕まえたが、恐怖で震えている彼女を結局放してやった。もうフロットサムに戻るなと言い聞かせて。もちろんマレーナはその言葉に従った。
このケースでのクエスト完了報酬は、経験値125です。オレンは無しです。
失敗終了:放置時
本クエストを進行しないまま、クエストを進行できない状態になった場合、以下のジャーナルが追加され、クエストは失敗終了となります。この場合、クエストには失敗終了のチェック(×印)が付きます。
結末を知りたいと思いかな? しかしゲラルトには他にもっと重要な仕事があったので、エルフの女ひとりにかまけている時間はなかったのだ。マレーナがその後どういう運命をたどったのか、今となっては知るすべはない。
クエストを進行できない状態に陥るタイミングは、「時間との戦い」でデラエまたはマーゴットとの会話を完了し、同クエストのクエスト目標が「セドリックの血痕をたどり足取りを追う。猫の目の霊薬を飲めば助けになるだろう。」になったタイミングです。
クエストを確実にプレイしておきたい場合は、はやめに進めておく方が良いです。