《ウィッチャー2攻略》狂気の鉤爪 のページ。クエスト「狂気の鉤爪」について場所や報酬などの概要と、クエスト開始から完了までの進行等の攻略情報をまとめています。
概要
狂気の鉤爪 | |
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Witcher2 Side | |
In the Claws of Madness 経験値: 100exp |
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プレイ期限: ロッシュルート時はロレド暗殺でロレドの屋敷中庭に入った時点迄、イオルヴェスルート時は囚人船発生時点迄 | |
種別 | サイドクエスト |
章 | 第1章中盤 |
場所 | フロットサム近郊の森, 焼け落ちた病院 |
前提クエスト | 神意と死刑台 |
後続クエスト | なし |
クエスト「狂気の鉤爪(In the Claws of Madness)」では、フロットサム近郊の森にある精神病棟の廃墟に出掛けて行ったまま帰ってこなくなった男たちを捜索する依頼を受けます。その捜索の過程で精神病棟や男たちに関連する呪いを解きます。
クエスト「狂気の鉤爪」の舞台となる「焼け落ちた病院」では幽鬼が出没します。幽鬼との戦闘後に入手出来る戦利品「死のエッセンス」は「女神メリテレの守り」を進行する過程で必要となるアイテムです。入手機会は複数ありますが、少なくとも1つ以上は回収しておくようにしましょう。
クエストの開始
クエスト「狂気の鉤爪」の依頼人はセドリックです。
メインクエスト「神意と死刑台」の進行中、ロレドとの会話完了したタイミングから受注可能となります。ロビンデンにいるセドリックと会話し、「ウィッチャーの仕事を探してるんだ」の会話選択肢を選択後、さらに「やってみるか」を選択することでクエストが発生します。
幽霊話はお好きかな? であればたっぷりとお聞かせしよう。この物語で最初に幽霊が登場するのは、フロットサム近郊の深い森の中にある建物なのだが…いや、そもそもの始まりは、セドリックがゲラルトに語った話だ。昔、精神を病んだ者を収容する病院があった。今では廃墟となっているその建物のほうに向かって2人の男が歩いて行ったが、それきり戻ってこないというのだ。ゲラルトは興味を覚え、彼らがどうなったのか見に行く気になった。
なお、本クエストはセドリックから受注しなくても、直接現地に行ってルパートに会うことでもクエストが発生します。その場合は「ネッカーを倒す」のクエスト目標から始まり、本項のジャーナルは省略されます。
クエストの進行
本クエスト内では、フロットサム近郊の森周辺を探索中にやたらあちこちに仕掛けられている罠「トラバサミ」を活用する機会があります(後述)。目的地の「焼け落ちた病院」に行く際には、トラバサミを所持品のポケットに予め設定しておきましょう。そのうえでRキーを押すことでトラバサミを仕掛けることが出来ます。
廃墟となった病院を見つける
このクエスト目標はロビンデンに居るセドリックとの会話でクエスト受注した場合のみ出現します。本クエストの舞台となる「焼け落ちた病院」の位置がクエストマーカー指示され、場所を知ることが出来る、いわば場所を認知させるためのクエスト目標です。
このクエスト目標を対応したところで特に報酬が増えるわけではありませんので、焼け落ちた病院の場所を知っている場合などは省略しても困ることはありません。
ネッカーを倒す
現地(焼け落ちた病院の近く)まで行くと、ルパートという名前の医者の男が逃げてきて会話になるイベントが発生します。クエスト目標が「ネッカーを倒す」に更新され、以下のジャーナルが追加されます。
廃墟にほど近いあたりで、ゲラルトは一人目の男をみつけた。ルパートという名のその旅人は、木のそばで泣きながら何かを探していた。ウィッチャーを見たとたん、彼は助けてくれと懇願した。友人のグリッドリーが廃墟の中で消えてしまったのだという。ネッカーの吠える声を聞いたゲラルトは、冗談ごとではないと悟り、剣に手をかけた。
その後「正気を失ったネッカー」という名前の変わったネッカーが襲い掛かってきて戦闘になります。強さなどは一般的なネッカーと変わりません。
さらに犬の鳴き声がする方向に行くと、普通のネッカーが3体程度居て戦闘になります。犬は哀れな姿になり果てています。
焼け落ちた病院の地上部分のがれき周辺には力の場(体力)や力の場(印)がありますので、ウィッチャーのメダルを発動してこれらを見つけたら活用すると良いでしょう(必須という訳ではありません)。
隣の部屋で幽霊を見つける
クエストマーカー指示されている場所は2か所あり、そのうち南側の方の場所に、地下へと続く長い階段があります。ここが「焼け落ちた病院」のスタート地点です。
この階段を下りて行き、隣の部屋に行こうとすると「ニルフガード人の幽霊」が歩いて行くイベントが発生し、クエスト目標が「隣の部屋で幽霊を見つける」に更新され、下記のジャーナルが追加されます。
病院の地下に入ったゲラルトは、ウィッチャーにとってさえめったにないほどの異常現象を経験することになった。人に幻を見せる幽霊に出会い、周囲のすべてが燃え始めた。その幽霊はいかにも幽霊らしく、壁を通り抜けて隣の部屋に消えていった。ゲラルトは気を取り直して後を追った。もちろん壁抜けはできながったが。
イベントでそこかしらに火が付き、通行できる場所が限定されます。この火は触れると大きなダメージを受け、さらに3秒間の炎上効果をくらいます。
少し進むと段差があり、「飛びおりる」ことでクエスト目標が言うところの「隣の部屋」に入ることが出来ます。この部屋には宝箱があり、「カルテ3」と「医療記録」を入手できます。これらは実績「Librarian」をロック解除する条件となっているアイテムです。
ですが、この宝箱を開くことがトリガとなり幽鬼が沸きますので、宝箱を開ける前に準備しておくようにしましょう。幽鬼は悪霊に属する怪物ですので悪霊のオイルが有効です。
また、罠「トラバサミ」が非常によく効きます。幽鬼は空中を漂っているように見えますが、なぜか足を挟まれるようです。
トラバサミはフロットサム近郊の森周辺を探索しているとやたら仕掛けられていますから、知らない内に所持品インベントリ内に貯まっていることが多いかと思います。トラバサミを宝箱の周辺に仕掛けてから宝箱を開けることで、沸いた幽鬼がゲラルトに向かってくる際に罠を踏みます。
ポケットにトラバサミをセットし、部屋中央の床が板になっている場所を中心に、Rキーでばらまいておくと良いでしょう。10~15個くらいばらまいておけば、一度も銀の剣を使うことなく幽鬼2体を倒せます。
幽鬼たちを倒して箱の中を見る
宝箱を開け「カルテ3」と「医療記録」のうち、「医療記録」のほうを入手するとクエスト目標が「幽鬼たちを倒して箱の中を見る」に更新され、以下のジャーナルが追加されます。
幽霊も人間と同じく、罠を仕掛けることを知っている。幽霊を追っていったゲラルトは、飢えた幽鬼の群れに襲われた。身を守って戦ううち、彼は壁のそばにある箱に気づいた。
幽鬼2体が出現し、戦闘になります。事前準備でトラバサミをばらまいておいた場合は楽勝で倒せます。
直接銀の剣で倒しに行く場合は、幽鬼は弱くはありませんので、ナメて掛からないようにしましょう。攻撃を受けると大きなダメージを受けますので注意が必要です。
被ダメージが大きいのでクエン徹底が基本になります。そのうえでヒットアウェイを心がけ、攻撃を当てられないように立ち回りましょう。ウィッチャー3とは異なり幽鬼に対するイャーデンの効きは悪いです。
上手くいかない場合は、アードでイチかバチかを狙うやり方もあります。アードを当ててよろめかせた上で斬りつけると、低確率で一撃死をお見舞いできることがあるためです。一撃死は、低確率ではありますが、幽鬼に対してちゃんと発動します。
病院内を探してグリッドリーを見つける
幽鬼を倒したところで、壁に頭を打ち付ける男がクローズアップされ、クエスト目標が「病院内を探してグリッドリーを見つける」に更新され、下記のジャーナルが追加されます。
箱の中には医療記録が入っていた。そこには、精神を病む患者に対して行われたさまざまな実験のことが書かれていた。ゲラルトがさらに読んでいくと、兵士たちがニルフガード人の捕虜を尋問するためにこの病院に連れてきたことがわかったが、その結末は書かれていなかった。グリッドリーが残した何らかの痕跡を求めて、ゲラルトは建物の中を探し始めた。
幽鬼が「死のエッセンス」をドロップした場合は、忘れずに拾っておくようにしましょう。死のエッセンスは「女神メリテレの守り」を進行する過程で必要となります。
少し進むとニルフガード人の幽霊がまた登場するカットが入ります。その進む方向が進路です。最初に来た時と異なる場所に火の位置が変更されており、スタート地点へは向かえないようになっています。一本道を進み、ぐるっと南側を回り込むと突き当りがまた段差になっており、「飛び降りる」ことで下層に移動できるようになっています。
下層に落ちたら、すぐに幽鬼2体との戦闘になります。今度は罠の配置をする暇はありません。ガチの戦闘となります。
幽鬼戦を行った部屋にはカルテ1が入った宝箱があります。他には「丈夫なカットラス」をはじめ、10オレン、価値のある小立像、補強された革強化、ヤスギスのルーン、ダイヤモンドの粉、アメジストの粉、赤い隕石、黄色い隕石等、クラフティング材料を中心にいろいろと入っています。
また、カルテ1は実績「Librarian」をロック解除する条件となっているアイテムです。
回収後は部屋の南東に進路があります。進むと途中、アードで崩れる壁があり、中の隠し部屋では34オレン、鎧強化用アメジスト、19オレン、太陽のルーン、ダイヤモンドの粉、アメジストの粉、青い隕石等、ここでもいろいろなクラフティング材料を入手できます。
廃墟となった病院内を探して、鎮静剤を見つける
さらに一本道を進むと廊下で三角座りをしているグリッドリーが見つかります。グリッドリーと会話することでクエスト目標が「廃墟となった病院内を探して、鎮静剤を見つける」に更新され、以下のジャーナルが追加されます。
やっとグリッドリーが見つかった。哀れな男は必死になって見えない幽霊たちを追い払いながら、火事で死んだ少女のことをうわごとで言っていた。ゲラルトは鎮静剤を探さねばならなかった。
グリッドリーに与える鎮静剤は「グリッドレーの薬」という名前のアイテムで、グリッドリーの座っている場所から見て東隣りの部屋にあります。この部屋でも幽鬼が2体出没し、戦闘となります。
さらに奥の部屋には「カルテ2」と「患者15号の医療記録」が配置されています。カルテ2は実績「Librarian」をロック解除する条件となっているアイテムです。また、患者15号の医療記録を入手することで、ジャーナルの用語欄に「<魔軍の騎行>」が追加されます。
グリッドリーに薬を与える
「グリッドレーの薬」を入手したところでクエスト目標が「グリッドリーに薬を与える」に更新され、以下のジャーナルが追加されます。
ひと壜(びん)の薬を見つけたゲラルトは、病院に戻った。
グリッドリーのところに戻り薬を与え、この病院で起きていることの経緯を聞きます。
ニルフガード人の幽鬼を見つける
グリッドリーの話が一通り終わったところでクエスト目標が「ニルフガード人の幽鬼を見つける」に更新され、下記のジャーナルが追加されます。
薬のおかげで落ち着いたグリッドリーは、過去の出来事を語った。彼とルパートは、何年も前にこのあたりに配属された兵士だった。彼らは病人の世話をしていた司祭を殺し、宝のありかを聞き出そうとして捕虜のニルフガード人を拷問したのだった。それから証拠を消すために病院に火をつけたが、その際いちばん美人の患者を連れて出た。話を聞いたゲラルトは、この場所が呪われているのも道理だとわかった。鍵となるのは拷問されたニルフガード人の幽霊だ。
グリッドリーは走り去りますが、これは放っておいて、クエストの進行としてはニルフガード人の幽鬼を探します。グリッドリーがはじめ三角座りしていた場所の北側の廊下について、燃えていた火が消火されていて、奥に行けるようになっています。こちらが進路です。
最奥の部屋にはニルフガード人の幽鬼が居ます。呪いの原因を知ることになります。この部屋の西側の隅には「カルテ4」が入った宝箱があります。カルテ4は実績「Librarian」をロック解除する条件となっているアイテムです。本ページの記載に沿って進めてきた場合は、これで実績をロック解除するために必要な全ての本/クエスト・アイテムが揃うことになります。
グリッドリーをルパートのところへ連れて行く
ニルフガード人の幽鬼の話を聞き終わったところでクエスト目標が「グリッドリーをルパートのところへ連れて行く」に更新され、下記のジャーナルが追加されます。
幽鬼の望みはただ一つ、自分を拷問した者たちの死だった。今でも彼らの目を感じている、あの2人が死なない限り自分に平安は訪れない。かつての拷問者たちの目玉と心臓を喰ってやりたい、と幽鬼は語った。ゲラルトはグリッドリーのところへ戻り、彼を地上で待つルパートのもとへ連れて行った。
来た道を引き返して行くと、先ほど走り去ったグリッドリーが居ます。グリッドリーが居る場所にはクエストマーカー指示が付きます。
グリッドリーと会話するとロードが発生しムービーとなり、自動的に屋外で待つルパートと合流したことになります。ルパートとの会話選択肢では分岐が発生します。
- 見せたい者がある 付いてこい (ルパートとグリッドリーを亡霊に引き渡す)
- 亡霊はお前たちに死ねと
前者を選んでルパートとグリッドリーを引き渡した場合は、このままクエスト完了となります。
ネッカーまたは豚の目玉と心臓を手に入れる
「亡霊はお前たちに死ねと」を選んだ場合はルパートとグリッドリーをかばい、生存させる流れになります。まだしばらくクエスト目標が続きます。
会話が終わったところでクエスト目標が「ネッカーまたは豚の目玉と心臓を手に入れる」に更新され、以下のジャーナルが追加されます。
呪いを解くことに決めたゲラルトだったが、グリッドリーとルパートを幽鬼の餌食にするつもりはなかった。代わりに動物かモンスターの目玉と心臓を与えてだませばいいのだ。そこでフロットサムの肉屋に行きかけたが、途中でネッカーならもっといい代用品になると思いついた。
クエストマーカー指示は、フロットサム市街地内で肉屋を営んでいるアマデウス・ミラーに付きます。
ネッカーのものを使うのか、豚のものを使うのか、でストーリーや報酬の差異は全くありません。差異は追加されるジャーナルの記載が変化する点と、豚のものを使う場合はいったんフロットサム市街地に戻る必要があって移動が面倒くさい点のみです。
幽鬼にネッカーの目玉と心臓を与える
フロットサム周辺にネッカーがたくさん居ますので、所持品インベントリ内にネッカーの眼やネッカーの心臓が既にある状態のことが多いと思います。これらのアイテムを入手した時点でクエスト目標が「幽鬼にネッカーの目玉と心臓を与える」に更新され、下記のジャーナルが追加されます。
ルパートとグリッドリーの代わりに、ゲラルトはネッカーを殺すことにした。その死体から心臓と目玉を取ればいい。モンスターと人間の身体構造の違いなど、詳しくない者にはそうそうわからないだろうと彼は考えたのだ。収穫を手に、ゲラルトはニルフガード人の幽鬼のところへ戻った。
「亡霊はお前たちに死ねと」を選択した時点で既に対象アイテムを所持していた場合は、いきなりこのクエスト目標になります。
幽鬼に豚の目玉と心臓を与える
アマデウス・ミラーと会話すると、会話の後、クエストアイテム「ブタの心臓と眼」を購入する取引窓が開いた状態になるので購入します。「ブタの心臓と眼」は無料で重量も0です。2個購入することが出来ます。
購入したところでクエスト目標が「幽鬼に豚の目玉と心臓を与える」に更新され、下記のジャーナルが追加されます。
豚の目玉と心臓は肉屋の作業場で手に入れた。動物と人間の身体構造の違いに詳しい者でなければ、これで十分だませるだろう。ゲラルトは飢えた幽鬼のところでそれを持ち帰った。
ニルフガード人の幽鬼を倒す
豚かネッカーの目玉と心臓を持って、ニルフガード人の幽鬼のもとへ戻ります。上層の「隣の部屋」まで行けば、部屋の中央の板張りの床が壊れるカットが入り、下層のニルフガード人の幽鬼のところへはしごを使ってショートカットできるようになります。
ニルフガード人の幽鬼と会話をすると、目玉と心臓が偽物であることがバレ、戦闘になります。豚のものであったか、ネッカーのものであったかは関係なく、どちらのものであっても同じ結果となります。
クエスト目標が「ニルフガード人の幽鬼を倒す」に更新され、下記のジャーナルが追加されます。
復讐に飢えるあまり理性を失った幽鬼は、ニセモノにだまされ、かつての拷問者たちにかけた呪いは解けた。しかしだまされたことに気づいた幽鬼は激怒してゲラルトに襲いかかった。だが相手はウィッチャーだ。ゲラルトは苦もなく幽鬼を倒した。
ニルフガード人の幽鬼1体との戦闘で、それほど難敵ではありません。むしろ、ここまで戦ってきた普通の幽鬼のほうが強く感じるでしょう。
戦闘後はニルフガード人の幽鬼の所持品からカルテ4、ダイヤモンドの粉、アメジストの粉を回収できます。カルテ4は既に入手済みでしょうから重複し、2冊所持した状態になります。
グリッドリーとルパートに話をする
ニルフガード人の幽鬼との戦闘が終わったところでクエスト目標が「グリッドリーとルパートに話をする」に更新され、下記のジャーナルが追加されます。
戦いの後、ゲラルトはもう呪われた病院にうんざりして、この件を終わりにしたかった。彼はグリッドリーとルパートのところに急いだ。
部屋の中央のはしごから上層へ戻り、屋外に出ます。途中、上層西側の「兵士の遺体」からは34オレン程、鋼板強化、極上の鋼の長剣を回収することが出来ますので、未回収であれば立ち寄ると良いでしょう。
ルパートとグリッドリーは焼け落ちた病院の屋外に出たところにて待機しています。
会話すると下記の会話選択肢が出ます。
- お前らは罰を受けろ(法の裁き)
- さあ 失せろ(解放)
ルパートとグリッドリーを最終的にどう扱うかの違いのみで、報酬内容などの差異は全くありません。
クエストの完了
本クエスト「狂気の鉤爪」の完了は、ルパートとグリッドリーがどういった結末なるのかというストーリー面の際により3通りに分岐します。但し、この分岐はあくまで本クエスト内にとどまるもので、メインストーリーなど他への影響は何もないです。
報酬面としては、ニルフガード人の幽鬼に引き渡した場合が設計図の入手など、ルパートとグリッドリーの所持品を入手出来る分、最も良い内容になります。
とはいえ、実用面ではあまり役に立たない設計図です。「ネッカー退治依頼」と「エンドレガ退治依頼」を両方クリアすることで入手出来る「設計図:ウィッチャーの銀の良剣」さえあれば足りますので、クラフティングしないことの方が多いでしょう。また、獲得経験値についても、どのルートでも同じです。
こんな感じですので、結果としてどの分岐に落ちたとしても特に困るものではありません。直感的に対応を進めていって特に問題ないといえます。
ルパートとグリッドリーを引き渡した場合
ルパートとグリッドリーをニルフガード人の幽鬼に引き渡した場合は、一瞬クエスト目標が「ルパートとグリッドリーを罠にかける」に更新された後、そのままクエスト完了となります。完了時のジャーナルは以下の通りです。
どうやって呪いを解くか、ゲラルトはもう決めていた。ルパートとグリッドリーにはもう幽鬼は退治したと言い、罠に誘い込んだ。
クエスト完了時により経験値100を獲得します。また、死亡したルパートとグリッドリーの所持品から「設計図:ウィッチャーの硬銀の剣」と合計100オレン程を入手することが出来ます。
ニルフガード人の幽鬼が居た部屋は燃えていた火が消火され、部屋の中央にあるはしごを使って上層に行けるようになります。これが脱出経路です。
はしごを使って上層にもどったら、上層も火が消火されており、くまなく探索できるようになっています。西側の「兵士の遺体」からは34オレン程、鋼板強化、極上の鋼の長剣を回収することが出来ます。
ルパートとグリッドリーに法の裁きを受けさせた場合
ルパートとグリッドリーをニルフガード人の幽鬼に引き渡さなかったものの、最終的にはロレドに引き渡して罰を受けさせた場合は、ロードが発生し、ロレドの屋敷前でロレドの母親が両名を引き取るムービーが入ります。その後、以下のジャーナルが追加されクエスト完了となります。
呪いは解かれ、幽鬼は忘却の彼方に去ったが、正義は行われなくてはならない。ゲラルトはグリッドリーとルパートをフロットサムの官憲に引き渡すことに決め、否応なしに2人をロレドの屋敷へ連れて行った。門の番兵たちはウィッチャーを見て嘲笑したが、法と秩序を馬鹿にしたその態度をマリエッダ・ロレドがのぞき見ていた。彼女は罪人を邸内に入れるよう命じた。誰も彼女には逆らえない。焼け落ちた病院の件は、この奇妙な結末で幕を閉じた。
完了報酬として経験値100を獲得できます。
ルパートとグリッドリーを解放した場合
ルパートとグリッドリーをニルフガード人の幽鬼に引き渡さず、また最終的に解放した場合は以下のジャーナルが追加されクエスト完了となります。
呪いは解かれ、幽鬼は忘却の彼方に去った。そしてゲラルトはグリッドリーとルパートにうんざりしていた。どこへでも失せろと言ってやると、彼らは命があるだけありがたいとばかりに急いで逃げた。焼け落ちた病院の件はこうして落着し、おしまいとなった。
完了報酬として経験値100を獲得できます。
失敗終了:放置時
本クエストを進行しないまま、クエストを進行できない状態になった場合、以下のジャーナルが追加され、クエストは失敗終了となります。この場合、クエストには失敗終了のチェック(×印)が付きます。
もっと重要なことが持ち上がったため、病院の1件は放棄された。このクエストにはもう戻ることはできない。
クエストを進行できない状態に陥るタイミングは、クエストラインの進め方によってばらつきがあります。例えば「王の暗殺者」でロッシュの味方をして、その後「ロレド暗殺」を発生させた場合はロレドの屋敷の中庭に飛び降りたタイミングになります。また例えば「王の暗殺者」でイオルヴェスの味方をして、その後「囚人船」を発生させた場合は「囚人船」がクエスト発生したタイミングです。
このように「放置」が確定するタイミングはばらつきがありますので、クエストを確実にプレイしておきたい場合は、はやめに進めておく方が良いです。