《ウィッチャー2攻略》神意と死刑台 のページ。クエスト「神意と死刑台」について場所や報酬などの概要と、クエスト開始から完了までの進行等の攻略情報をまとめています。
概要
神意と死刑台 | |
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Witcher2 Main | |
By the Gods – Stringing Up Sods 経験値: 最大450exp (内訳): 執行人を倒す150exp, クエスト完了時300exp |
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種別 | メインクエスト |
章 | 第1章序盤 |
場所 | フロットサム市街地 |
前提クエスト | 多難な上陸 |
後続クエスト | 恥知らずな提案 カイラン退治 トロールの問題 ネッカー退治依頼 エンドレガ退治依頼 狂気の鉤爪 香煙の毒 マレーナ 腕相撲:フロットサム サイコロポーカー:フロットサム 拳闘:フロットサム 魔の河 |
メインクエスト「神意と死刑台(By the Gods – Stringing Up Sods)」は、フロットサム市街地内にある「フロットサムの町広場」で公開処刑されようとしているダンディリオンとゾルタンを救出しようというクエストです。
ダンディリオンやゾルタンは原作小説から登場しているゲラルトの大親友です。また、ゲーム内の随所で発生するナレーションや、ジャーナルはダンディリオンが語り部です。それらの内容はダンディリオンが見聞きした視点で表現されています。
クエストの開始
本クエスト「神意と死刑台」は、メインクエスト「多難な上陸」の完了時に自動発生します。
クエスト開始時点のジャーナル
都を離れた地方では娯楽が少ない。だから敵に内通した者の絞首刑などという珍しい見せ物があれば、街じゅうの人々がつめかけるのも驚くにはあたらない。郷に入りては郷に従えというわけで、ゲラルトたち3人は別にためらいもせずに、地元の見物人たちに加わって死刑台のある広場へ向かった。
クエストの進行
本クエスト中は敵NPCとの戦闘は発生しませんが、拳闘イベントがあります。拳闘イベントでは画面の上下左右に入力すべきキーが表示されますので、タイミングよくキー入力すればOKです。とても簡単です。
市の広場へ、死刑執行を見に行く
「多難な上陸」の完了によりフロットサム市街地内を探索することが一応可能となりますが、本クエスト「神意と死刑台」を進行させない限り、行動は制限されます。
例えば外部に通じる門が封鎖されており、ロビンデンなど市街地の外にある区域へアクセスすることは出来ません。また、フロットサム市街地内で発生する各種クエストの依頼人は未配置の状態です。宿屋の地下には倉庫がありますが、宿屋へアクセスするためには「フロットサムの町広場」付近を通過する必要があり、そこで本クエストの進行トリガが掛かります。
ですので、「多難な上陸」の流れで本クエスト「神意と死刑台」についても先に対応しておくのがスムーズです。避けて他のことを進めることが出来ないようになっています。
ダンディリオンとゾルタンを救う方策を見つける
フロットサム市街地内、「フロットサムの町広場」に近づいたところでクエスト目標が「ダンディリオンとゾルタンを救う方策を見つける」に更新され、下記のジャーナルが追加されます。
さてここで私ことダンディリオンが舞台に登場する。比類なき詩人、ご婦人がたの恋人、ときには密偵、そしてリヴィアのゲラルト無二の親友。それが首に縄をかけられて、法的にはすでに死人も同然だったのである。横に並んでいたのは、これもゲラルトの友人であるドワーフのゾルタンと、あとは見知らぬエルフ2人だった。リヴィア人は絞首台にも連れだって上ると言うが、私は死にたくなかったから、ゲラルトは何としても私を救い出そうとした。さらに言えば、ロッシュが会おうとしていた情報屋というのは他ならぬこの私のことだったのである。
この段階で広場北側、宿屋の入口にある掲示板にアクセスできるようになります。掲示板からビラを入手することで「ネッカー退治依頼」「エンドレガ退治依頼」「トロールの問題」の3つのサイドクエストをクエスト発生させることが一応可能です。
但し基本的にこのタイミングでは、本クエストの進行トリガである、死刑台の前、中央に立っている番兵との会話しかできることはありません。
掲示板でビラを取って怪物退治系のクエスト発生だけは出来ますが、この段階でゲラルトは銀の剣を持っていませんので怪物退治できる状態にありません。また、依然、外部に通じる門が封鎖されており、外の区域へアクセスすることは出来ないままとなっています。
フロットサムの町広場の南東にある門など、死刑台の奥へ向かおうとすると、死刑台の前、中央に立っているその番兵に呼び止められ、強制的に会話が発生します。従って、自発的に、または、強制的に番兵と会話することになるケースが多いかと思います。
ここで「ダンディリオンとゾルタンを救う方策」は2通りあり、分岐します。「港をまわりこむ」ルートの方で行くと、ボーナス経験値150がもらえ、また、拳闘の必要数が1回のみに減る、という特典があります。
分岐:正攻法
正攻法ルートでは、死刑台の正面中央に居る番兵と普通に会話して進行します。このルートで行くと下記のジャーナルが追加されます。
ゲラルトは回りくどいことの嫌いな男である。考えるより先に彼は実力行使に出た。台の周りを固める番兵たちを殴りとばして、死刑執行人に組みついたのだ。
この後、拳闘イベントが発生します。番兵との最初の会話は時間制限付きですが、どちらを選んでも会話内容程度の違いでしかなく、進行に関する違いはありません。どれを選んだからと言って、死刑台にいるエルフが救われることはありません。
番兵との会話の最終的な会話選択肢(時間制限なし)で、発生する拳闘イベントの回数が変わります。
- おい これが正義なのか(2回)
- たわ言はいい そこをどけ(3回)
選んだ会話選択肢に応じた回数、その後連続的に拳闘イベントが発生します。「拳闘イベント」の欄で後述します。
分岐:港をまわりこむ
港をまわりこむルートはゲラルトが知恵を絞って進行するルートです。死刑台付近には港(船着場)に通じている木の扉が、死刑台の北東と真北の2か所あります。
クエスト目標が「ダンディリオンとゾルタンを救う方策を見つける」に更新されたらまず、死刑台の北東側(宿屋の入口に向かって左手)の木の扉から船着場に出ます。
船着場に出たら、目の前の通路を右手(東側)に進めば、もうひとつの木の扉(死刑台の北東側の木の扉)があるのですが、この段階では兵士が通行止めにしていて、木の扉へ向かうことが出来ません。
ですので、右手(東側)に進むのではなく、右前方にある桟橋へと続く下り坂をおりていきます。下り坂の突き当りに樽があり、近づくと左クリックで「アードの印を使う」というガイドが出ます。ここで樽にアードを打って破壊します。
船着場も市街地内ですので、抜刀後もたもたしていると御用となります。1度目左クリックをすると抜刀状態に、さらに2度目の左クリックをしてようやくアードを打てます。アードを打って樽を破壊したら、速やかに1キーで納刀します。ここまでをてきぱきと進めるようにしましょう。
このルートで行った場合、アードを打ったタイミングでクエスト目標が「守備兵を散らして、死刑執行人を倒す」に更新され、ボーナス経験値150を獲得し、下記のジャーナルが追加されます。
ゲラルトは一計を案じた。絞首台の周りを固める番兵の注意を他へそらして、そのすきに壇上に上がり、死刑執行人に不意打ちをくらわせたのだ。
樽が爆破されたことで、周辺の兵士が集まってきます。さきほど通行止めされていた「死刑台の北東側の木の扉」を通ることが出来るようになりますので、ここから死刑台側に入ります。死刑台の裏側に近づくと左クリックで「上へ行く」のガイドが出ます。
死刑台の壇上に上がったところで死刑執行人との拳闘(1回のみ)が開始します。拳闘については「拳闘イベント」の欄で後述します。
拳闘イベント
この拳闘イベントは勝利以外先へ進むことは出来ません。負けた場合はゲラルトが吊るされてゲームオーバーとなります。
拳闘イベントはタイミングよく方向キーを入れるだけでとても簡単ですので、連戦でも何とかなるといえば何とかなります。
拳闘イベントの回数は、上述の「正攻法ルート」の場合は2回or3回発生し、連戦となります。上述の「港をまわりこむルート」の場合は1回のみの発生となり連戦にはなりません。
拳闘イベントを必要数すべて勝利したところでフロットサムの長官のロレドが登場し、会話となります。ロレドとの会話選択肢についても、一部時間制限付きのものもありますが、どれを選んでもやり取りするセリフの相違のみです。今後の進行への影響はありません。
ロレドとの会話が完了したところで下記のジャーナルが追加されます。
間一髪のところで命を救われ、私は安堵の息をつきゾルタンは額の汗をぬぐった。今生きている中では最高の詩人を、世界は失わずにすんだのである。さて、友人同士の再会につもる話は尽きなかった。ゲラルトたちがフロットサムに来るまでの経緯は、このときに聞いたのである。情報通の私ならば彼らの探索の助けになれるし、それで命を救われた恩返しも出来る。
ロック解除される機能やクエスト
ロレドとの会話完了タイミングにて、サイドクエスト「恥知らずな提案」が自動発生します。さらにこのタイミングで、フロットサムの町広場に集まっていた人々が定位置に戻り、以下の機能やクエストがロック解除され、利用や受注が新たに可能となります。
特に倉庫は有用な機能です。宿屋の地下に行き、ダイソン・ビーヴァーと会話するか、カウンターの隅の「アイテムの収納/取り出し」コマンドが出現する位置に立ち左クリックすることで利用可能です。
装備品やクラフティング材料、がらくたといった重量のかさむアイテムは倉庫に入れておけば良いです。倉庫は以降もゲームが進むとどこかに配置されており、他の倉庫からも収納アイテムを自由に取り出すことが出来ます。
また、フロットサム市街地の各所にある門の封鎖が解け、ロビンデンにアクセスできるようになり、以下のクエストが受注が新たに可能となります。
「トロールの問題」については、掲示板からビラを取ってクエスト発生させることは既に可能ですが、さらに、橋のところまで行ってイベントを発生させた上でクエスト発生に至るやり方も出来るようになります。
酒場で友人たちと語りあう
ロレドとの会話が終わり、ダンディリオン、ゾルタンが釈放されたところでクエスト目標が「酒場で友人たちと語りあう」に更新され、下記のジャーナルが追加されます。また、ジャーナルのキャラクター欄に「バーナード・ロレド」が追加されます。
酒場はフロットサムの町広場の北、宿屋の中にあります。宿屋に入ると1階正面のテーブルにダンディリオンとゾルタンが居ます。右手奥のカウンターにはトリスがいます。
また「恥知らずな提案」または「カイラン退治」のクエスト目標「セドリックに話をする」のいずれかを完了する前であれば、左手の壁にロッシュがもたれています。ロッシュは本クエスト目標とは無関係ですが、この時期だけ出現する雑談ダイアログ(会話)を幾つか持っています。ストーリーをよく知っておきたい場合は早い目に話を聞いておくと良いでしょう。
クエストの完了
宿屋に入り、ダンディリオンとゾルタンが居るテーブルのところで左クリック(話す)をすると、「酒場で友人たちと語り合う」の会話がトリガされます。少し離れたカウンターに居たトリスも会話の輪の中に加わってきます。
会話中、会話選択肢が色々出ます。白色の会話選択肢はオプション的なもので、背景ストーリーを知ることが出来ます。オレンジ色の会話選択肢を選ぶことで本クエストが進行していきます。途中「決定事項は?」を選んだ時に、ジャーナルのキャラクター欄にジョン・ナタリスが追加されます。
会話が一通り終わったところでイベントが発生します。このイベントは次のメインクエスト「カイラン退治」に関連するものです。本クエスト「神意と死刑台」部分としてはここまでで完了です。完了時に追加されるジャーナルはありません。
クエスト完了時の報酬は経験値300です。
本クエスト完了により、サイドクエスト「腕相撲:フロットサム」を受注可能となります。サイドクエスト「腕相撲:フロットサム」はゾルタンと会話することで受注可能なクエストですが、本クエスト「神意と死刑台」のための会話イベントが優先されるため、本クエストを完了せずにサイドクエスト「腕相撲:フロットサム」を受注することは出来ません。