《ウィッチャー2攻略》血を分けし者 のページ。クエスト「血を分けし者」について場所や報酬などの概要と、クエスト開始から完了までの進行等の攻略情報をまとめています。
概要
血を分けし者 | |
---|---|
Witcher2 Main | |
Blood of His Blood 経験値: 1375exp |
|
種別 | メインクエスト |
章 | プロローグ |
場所 | ラ・ヴァレッテ城の神殿内にある修道院 |
前提クエスト | ラ・ヴァレッテ城地下牢 |
後続クエスト | なし |
クエスト「血を分けし者(Blood of His Blood)」では、神殿内に到着したフォルテスト王が子供たちと再会するシーンと、その直後、ゲラルトの目の前でレソの手によってフォルテスト王が暗殺されるシーンが描かれます。
クエストの開始
クエスト「血を分けし者」は、クエスト「ラ・ヴァレッテ城地下牢」前半部分の進行中、ロッシュとの会話選択肢にて「全ての始まりがテイルズだった」を選択することで割り込み発生します。
クエスト開始時点のジャーナル
司祭たちは、侵入者によって聖なる神殿がけがされることを嫌がるものだ。恐ろしい邪神を崇める神殿ならば、侵入者は殺されかねないが、幸い今回ゲラルトが相手にしたのは狂信者ではなかった。それに上級司祭が政治の風向きに敏感な男でもあったので、少し話しただけで子供たちが預けられている隠れ家を聞きだすことが出来た。王とゲラルトは、そこへ向かった。
クエストの進行
「全ての始まりがテイルズだった」のテイルズというのは人物名です。ロッシュとの会話にて「全ての始まりがテイルズだった」を選択すると直ちにカメラが本クエスト「血を分けし者」の冒頭、神殿内でアーサー・テイルズ元男爵や主席司祭と会話をするシーンに切り替わり、この2名がジャーナルのキャラクター欄に追加されます。
まず最初に主席司祭との会話が発生します。会話で選択可能な会話選択肢は「子供たちはどこだ?」の1つのみで、強制的に選択させられることになります。
この主席司祭との会話選択肢を実行するとアクスィーが使われ、必ず成功し、能力「召喚師」を習得出来ます。画面内の字幕的には必ず「アクスィー失敗」と表示されますが、これは表示文言の誤りだと考えて良いです。ストーリー的にはアクスィーが成功してアクスィーに掛けられたからこそ主席司祭が子供たち(ブーシーとアナイス)の居場所を白状してしまう流れです。この誤った字幕は気にする必要はありません。なお、召喚師レベル1は「印のダメージ:+3。」の効果がある能力です。
主席司祭との会話の後、アーサー・テイルズとの会話が発生します。
- 黙れ
- テイルズを殴る(脅迫)
どちらを選んでも差し支えありません。テイルズを殴るを選ぶと実際に殴るカットが入りますが、ここでの脅迫を実行したことで何らかの能力を得ることはありませんので、「黙れ」の方を選んでも特に損することはありません。
これらの会話が完了したところで操作可能となり、クエスト目標が「聖所に隠れている王の庶子たちを見つける」に更新されます。
聖所に隠れている王の庶子たちを見つける
クエストの進行としては、クエスト開始場所である中央の円形の礼拝所から見てクエストマーカーが表示されている方向(西側)に居る、フォルテスト王とロッシュのところに行くと次へ進みます。
但し、この建物には貯蔵庫があり、クエストを進行させてしまうと後で訪れることは出来ませんので、アイテム類を欲しい場合は先に寄り道しておく必要があります。
寄り道:貯蔵庫
貯蔵庫は、クエスト開始場所である中央の円形の礼拝所から見て北東側、フェンという名前の男が立っているところから入り、すぐ右手(東側)にある小部屋から行くことが出来ます。
小部屋に入ると下層へ続く階段が連続的にあり、突き当りが貯蔵庫になっています。ウィッチャーのメダルを使用すればアイテムが拾える場所がわかります。
貯蔵庫の中央、階段を下りてきた真正面にある、テメリアのユリの花の図柄が刻まれた宝箱が最も良い宝箱です。
- バランスの良い銀の短剣(3個)
- 霧の中のネッカー
- 設計図:極上の革のズボン
の3品が入っています。本「霧の中のネッカー」を所持品インベントリで選択して読むことで、ジャーナルの怪物欄に「ネッカー」が追加されます。さらに知識「ネッカー」も追加され、対ネッカーの能力レベルがいきなり3/3になります。ネッカーは第1章のフロットサムで対戦機会が非常に多いモンスターです。とても有意義な内容ですので、これだけでも忘れずに拾っておきたいところです。
フォルテスト王、ロッシュと合流
貯蔵庫の探索が済んだら引き返して、フォルテスト王とロッシュが待っている場所へ向かえばOKです。他は特に重要なアイテム等は配置されていません。
フォルテスト王とロッシュは、クエスト開始場所である中央の円形の礼拝所から見て西側、クエストマーカーが付されている場所にいます。
ドラゴンを撃退して、子供たちのいる上階の部屋に行く
フォルテスト王が待っている地点に近づくと、ドラゴンの襲撃が発生します。このドラゴンに対しても攻撃することはできず、ひたすら逃げる流れとなります。
ムービーが終わり操作が戻ったら、すぐに下方向に移動しましょう。もたもたしているとドラゴンの攻撃を受けてゲームオーバーとなります。ドラゴンの攻撃をかわす方法のガイドも出たりしますが、難しく考えずに、とにかく下方向に移動し続けるだけで大丈夫です。
建物のところまできたら再度ムービーが入ります。このムービーの中でゲラルトに銀の剣を突き刺されたドラゴンはそのまま飛び去ってしまい、銀の剣は所持品インベントリからなくなります。しばらく銀の剣を所持しない状態が続きますが、モンスターと戦闘することはありませんので困ることはありません。
ゲラルトの今後の冒険で使用する銀の剣については、続く第1章のサイドクエスト「怪物退治の剣」を進める過程で入手できます。本クエストにおける銀の剣喪失シーンは、いわばこのクエストに続く伏線だと思ってください。
逃げ切ったところで以下のジャーナルが追加されます。
しかし王のご落胤に対面する前に、ドラゴンが再び現れた。怒り狂って炎を吐くドラゴンに救われたのが、たとえば壺づくりだったとしたら、黒焦げの死体と壺の破片しか残らなかっただろう。しかしウィッチャーを相手にしては、さしものドラゴンも激しい戦いの末、尻尾を巻いて逃げ去った。ゲラルトはフォルテスト王とともに、ブーシーとアナイスの隠れ家に急いだ。
クエストの完了
建物に入ると、階段を上っていくフォルテスト王についていきます。階段を上りきったところでフォルテスト王暗殺ムービーとなり、クエスト完了となります。
本クエストの完了後は、「ラ・ヴァレッテ城地下牢」前半部分、ロッシュからの尋問シーンにカメラが戻ります。ロッシュとの会話選択肢に「俺は人殺しじゃない」が追加されます。
ジャーナルの追加
血を分けた我が子らにやっと会えたと思う間もなく、司祭に化けた暗殺者の手に掛かって王は倒れた。切り裂かれた首からあふれる血で神殿の床を染め、息絶えたのだ。テメリア国王にしてソデンの君主、ポンターとマハカムの統治者、ブラッゲとエランデールの護国卿たる、メデルの息子フォルテストはかくして世を去った。ゲラルトはその殺害を止められなかったのだ。しかも兵士たちがなだれ込んで来て、彼が王殺しの犯人だと思い込んだのである。たちまち殴り倒されて、ゲラルトは意識を失った。
注:原作小説やウィッチャー3では、「ソデン」は「ソドン」、「ブラッゲ」は「ブルッゲ」と表記されます。同じ地名を指しています。
クエスト完了時の獲得経験値について
本クエスト完了後は、「ラ・ヴァレッテ城地下牢」前半部分に戻ります。追加された会話選択肢「俺は人殺しじゃない」から一連の会話を選択していくことで、(ロッシュを怒らさなければ)クエスト「よみがえる記憶」を経由した上で、「ラ・ヴァレッテ城地下牢」後半部分が開始します。この間は連続的に会話選択肢を選んでいく以外に出来る行動はなく、ゲラルトの操作や、インベントリ、ジャーナルなどの確認が全くできません。
本クエスト完了時点から「ラ・ヴァレッテ城地下牢」後半部分開始時点までの経験値増分は1375ポイントです。
つまり、1375ポイントは、本クエスト完了時の獲得経験値、「ラ・ヴァレッテ城地下牢」前半部分完了の獲得経験値、「よみがえる記憶」のプロローグ部分完了時の獲得経験値などの合算値であろうと考えられますが、いっきに進んでしまうために、どの成果で何ポイントもらえたのかの内訳について、確認のしようがありません。
そのため便宜上、本クエストの獲得経験値としてまとめて記載させて頂いています。