《ウィッチャー2攻略》魔の河 のページ。クエスト「魔の河」について場所や報酬などの概要と、クエスト開始から完了までの進行等の攻略情報をまとめています。
概要
魔の河 | |
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Witcher2 Side | |
Mystic River 経験値: なし |
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プレイ期限: ロレド暗殺でロレドの屋敷内に入った時点迄 | |
種別 | サイドクエスト |
章 | 第1章中盤 |
場所 | フロットサム |
前提クエスト | 神意と死刑台 |
後続クエスト | なし |
「魔の河(Mystic River)」は、とある難破船にまつわる謎を解明していき、最終的にお宝(強力な鎧)を入手しようという、長編のサイドクエストです。本クエストは連続クエストで、第1章から第3章まで、章をまたいで続きます。
クエストの開始
クエスト「魔の河」は、メインクエスト「神意と死刑台」の進行中、ロレドとの会話完了したタイミングからクエスト発生させることが出来るようになります。
メインクエスト「カイラン退治」で訪れる、カイランと戦闘する湿地(カイランの巣)にある、大きな木造の船の残骸にて、白骨遺体を調べてクエストアイテム「ペトラ・シリー号船長の鍵」を入手することで本クエスト「魔の河」が発生します。
「カイラン退治」でカイランの巣を訪れた際に、周辺探索をして、本クエスト「魔の河」がクエスト発生する、というのが自然な流れですが、本クエストは必ずしも「カイラン退治」より後にプレイする必要はなく、先に進めることも一応可能です。
早期進行のメリット
本クエスト「魔の河」を早期進行することのメリットは、「恥知らずな提案」の進行中に「バーナード・ロレドの手紙」を読むことが出来るという点です。本クエストを先に進行して「王立郵便の手紙箱の鍵」を入手出来たことで、「恥知らずな提案」でロレドの屋敷を訪れた際に郵便箱を開くことが出来るためです。
この程度のメリットですので、特に重要というほどの内容ではありません。「恥知らずな提案」を「カイラン退治」より先にプレイすればカイラン専用の罠を作成してカイラン戦に臨めますので、「恥知らずな提案」→「カイラン退治」の順序でプレイしたいことが多いかと思います。さらに本クエストを先に行っていれば、「恥知らずな提案」の進行中に本クエストの全貌を見れますよ、ということです。
ロレドの屋敷を訪れることができる機会は少なく、「恥知らずな提案」の進行中と「ロレド暗殺」の進行中の2回しかありません。「ロレド暗殺」をプレイするためには「分かれ道 - ヴァーノン・ロッシュ」を経由する必要がありますから、つまり、スコイア=テル編でプレイしようという場合は、「恥知らずな提案」の進行中にしかロレドの屋敷を訪れることが出来ません。
スコイア=テル編でプレイしたい、かつ、「バーナード・ロレドの手紙」も読みたい、という場合は本クエストを早期進行する(恥知らずな提案より先に進める)しかない、ということになります。
第1章の最序盤にクエスト発生させたい場合の注意事項
カイランの巣には毒(緑色の霧)が出ており、また、ドラウナーが多数います。もし「怪物退治の剣」をクリアして銀の剣を入手する前に本クエスト「魔の河」を発生させたいような場合は、ドラウナーの群れに突っ込むとかなり危険ですのでご注意下さい。
どうしても第1章の最序盤で本クエストを発生させたい場合は、湿地に下りた位置から時計と反対まわりに湿地の端を進み、木造の船(ペトラ・シリー号)に向かえば良いです。
途中、ドラウナー数体に遭遇しますが、ローリング回避(SPACEキー)で回避し、ペトラ・シリー号の範囲内に逃げ切れば振り切れます(襲ってこなくなる)。ドラウナーは水に潜ります。帰路ではドラウナーは出てこなくなります。
クエスト開始時点のジャーナル
カイラン退治を終えたゲラルトは、その巣を見に行った。そこで彼は難破船の残骸を見つけた。こわれた船の中に死体があり、それは船長だった男のものとわかった。船長が身につけていた鍵をゲラルトは手に取り、その鍵が合うはずの錠前はどこにあるのだろうかと見回した。
メインクエスト「カイラン退治」が未発生や未クリアの状態で本クエスト「魔の河」を発生させたような場合、カイランをまだ倒していないわけですが、その場合においてもジャーナルの記載は上記の内容になります。
クエストの進行(第1章)
難破船の残骸を調べる
「ペトラ・シリー号船長の鍵」を入手したら、そのすぐ右手(北東)、船の先にある宝箱へ向かいます。宝箱を開けるとクエスト目標が「王立郵便が使う箱を見つける」に更新され、以下のジャーナルが追加されます。
船長の遺体が身につけていた鍵は、近くに置かれた箱の錠前に合った。ゲラルトが箱を開けると、中にはペトラ・シリー号船長の手記があり、宛名としてオクセンファートの住所が書かれていた。船長は旅の報告書を送るつもりだったが、それをしないうちになくなったのだとゲラルトは結論づけた。代わりに送ってやろうと思い、テメリア王国の役人だけが利用できる王立郵便を使うことにした。フロットサムで王の任命を受けている役人といえば誰か? 答えは簡単だった。
注:「オクセンファート」と表記されていますが、これは原作小説やウィッチャー3でいう「オクセンフルト」のことです。
王立郵便が使う箱を見つける
宝箱からはクエストアイテム「船長の報告書」と「船長の記録」を入手できます。いずれも、読むことでクエスト目標が更新され、ジャーナルが追加されますが、必須ではありません(任意)。省略してもクエストは進行します。クエスト進行に必要となるのは王立郵便の手紙箱を見つけることです。
ルイス・マースは、フロットサムの町広場の南側、宿屋の正面にある青いユリの花の看板が掲げられた建物内の2階にいます。ルイス・マースのデスクに近づいたところでクエスト目標が「手記を郵便箱の中に入れ、他の手紙を調べる」に更新されます。
(任意)郵便箱を見つける(ポンター河沿いに他の難破船があるかもしれない)
クエストアイテム「船長の記録」の方を所持品インベントリで選択して開いて読むと、クエスト目標が「郵便箱を見つける(ポンター河沿いに他の難破船があるかもしれない)」に更新され、以下のジャーナルが追加されます。
船長の手記を読んだゲラルトは、ポンター河に2隻の船があったのを思い出した。運が良ければ、もう1隻の船の残骸を見つけられるかもしれない。ウィッチャーの勘はめったに外れないのだ。
(任意)王立郵便の箱を見つける
クエストアイテム「船長の報告書」の方を所持品インベントリで選択して開いて読むと、クエスト目標が「王立郵便の箱を見つける」に更新され、以下のジャーナルが追加されます。
難破船の船長は旅の記録を送ろうとして果たせなかったのだという結論に達したゲラルトは、死者に代ってそれを送ってやろうと思い立った。テメリア王国の役人だけが利用できる王立郵便を使えばいいのだ。フロットサムで王の任命を受けている役人といえば誰か? 答えは簡単だった。
手記を郵便箱の中に入れ、他の手紙を調べる
ルイス・マースのデスクに近づいてクエスト目標が「手記を郵便箱の中に入れ、他の手紙を調べる」に更新されたところで、下記のジャーナルが追加されます。
王立郵便の手紙箱を見つけたゲラルトは、専任の急使によって運ばれる秘密情報が中に入っているのだろうと考えた。ロレドの手紙を読んでみたら面白そうだ。そこで彼はためらわず箱の中身に手をつけた。
郵便箱はルイス・マースの事務所とロレドの屋敷に1つずつ設置されています。本クエストの進行としては、いずれか1か所を調べて中に入っている手紙を入手すればOKです。
両方の郵便箱を調べることも可能ですが、本クエストの進行としては求められません。両方の郵便箱を調べた場合は、両方のジャーナルが追加されます。
ルイス・マースの事務所の郵便箱
ルイス・マースのデスクの上に配置されている鍵のかかった箱が郵便箱です。郵便箱を開けるためのカギ(王立郵便の手紙箱の鍵)は、ルイス・マースと会話し、「それは郵便ポストか?」を選択後、さらにアクスィーの会話選択肢「見てもいいか?」を通すことで入手できます。
なお、ルイス・マースと初めて会話したときに、ジャーナルのキャラクター欄に「ルイス・マース」が追加されます。
ルイス・マースとの会話でアクスィーを通すことができれば王立郵便の手紙箱の鍵を入手し、能力「アクスィーの印による魅了」を1段階習得できます。このカギを使ってデスクの上の郵便箱を開け、中に入っている「ルイス・マースの報告書」を入手できます。ルイス・マースとの会話でアクスィーを通せなかった場合は鍵も習得もありません。
ルイス・マースの報告書を入手したところで「ポンター河沿いに他の難破船があるかもしれないので、機会を見つけて探しに行く」にクエスト目標が更新され、以下のジャーナルが追加されます。
ゲラルトは、ルイス・マースの家にあった手紙箱の中にヴィジマの役人に宛てた手紙を見つけた。読んでみると、ロレドには汚職および盗賊と共謀した疑いがかけられており、その疑惑をマースが馬鹿げたものとして退けたことがわかった。マースは首都にいる上役を露骨に軽蔑しており、不興を買うことなど意に介していないようだ。ゲラルトはこの事実を後々のために覚えておくことにした。
ロレドの屋敷の郵便箱
郵便箱はロレドの屋敷内にも設置されています。ロレドの屋敷内に潜入できる機会はクエスト「恥知らずな提案」の進行中と、クエスト「ロレド暗殺」の進行中に限定されますので、こちらの郵便箱も調べたい場合は、これらのクエスト進行中に行う必要があります。
ロレドの屋敷にある郵便箱を開けるには、ルイス・マースの事務所の郵便箱と同じ「王立郵便の手紙箱の鍵」が必要です。
この鍵はルイス・マースとロレドが所持していますので、すでにルイス・マースの方で鍵を入手済みであれば、ロレドの屋敷にある郵便箱についても開けることが可能です。
鍵を未入手の場合は、ロレドを倒すことで鍵を入手する必要があります。ロレドとの戦闘はクエスト「ロレド暗殺」の進行中に発生しますので、同クエスト中であれば、ロレドを倒して所持品から奪い取った上で郵便箱を開けることが可能です。
従って、ロレドとの戦闘が発生しない「恥知らずな提案」の進行中に郵便箱を開けるためには、事前にルイス・マースが所持している鍵を入手しておく必要があります。
郵便箱に入っている「バーナード・ロレドの手紙」を取り出したところで、「ポンター河沿いに他の難破船があるかもしれないので、機会を見つけて探しに行く」にクエスト目標が更新され、以下のジャーナルが追加されます。
バーナード・ロレドの屋敷にあった手紙箱の中に、ゲラルトはデスモルドなる人物宛ての手紙を見つけた。そこから読み取れたのは、ロレド長官は王の死にさほど同様もしておらず、ヘンセルト王の健康のほうに興味があったらしいことだ。明らかにロレドはケイドウェン人と内通しており、遠大な計画に関わっていた。また母親のふるまいを詫びているところを見ると、ロレドの母親は少しおかしくなっているという噂は本当らしかった。
注意事項として、本クエストを発生させないまま「ロレド暗殺」を進行させ、ロレドの屋敷内で郵便箱を開けた場合、一応本クエストが発生し、上記のジャーナルのみが追加されます。ところが第1章完了時点で本クエストの第1章パート部分について成功チェックが付かない(失敗チェックもつかない)、中途半端な状態になります。
第1章パートの完了
クエスト目標「ポンター河沿いに他の難破船があるかもしれないので、機会を見つけて探しに行く」になったところで、本クエストの第1章パートはひとまず完了です。このクエスト目標は第2章で進行することが出来ます。