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ウィッチャー2 女神メリテレの守り

ウィッチャー2攻略》女神メリテレの守り のページ。クエスト「女神メリテレの守り」について場所や報酬などの概要と、クエスト開始から完了までの進行等の攻略情報をまとめています。

概要

女神メリテレの守り ウィッチャー2 攻略 The Witcher 2 Assassins of Kings
女神メリテレの守り
Witcher2 Side
Melitele’s Heart
経験値: 最大275exp
(内訳): プロローグ最大150exp, 第1章125exp
報酬: プロローグで本「ドラゴンについて」, 第1章で「<メリテレの守り>」
プレイ期限: プロローグでは御意によりてのフォルテスト王との会話迄。第1章ではロッシュルート時はロレド暗殺でロレドの屋敷中庭に入った時点迄、イオルヴェスルート時は囚人船発生時点迄
種別サイドクエスト
プロローグ 第1章中盤
場所フォルテスト軍の野営地, ロビンデン, フロットサム近郊の森
前提クエスト御意によりて
後続クエストなし

クエスト「女神メリテレの守り(Melitele’s Heart)」はクリンフリッド団に在籍する「新米」というメンバーが所持している「新入りのお守り」を入手し、このお守りに掛けられている呪いを除去して、本来のアイテムである<メリテレの守り>を蘇らせようというクエストです。

本クエストはプロローグ第1章にまたがる長編のサイドクエストです。最終的に<メリテレの守り>を入手出来た場合、常時体力回復が1ポイント上昇するという優秀な効果を得ることが出来ます。

クエストアイテム「新入りのお守り」について

本クエストはプロローグのパートと第1章のパートの2段階で構成されます。プロローグのパートにてクエストアイテム「新入りのお守り」を獲得出来ていることを条件に、第1章のパートをプレイできるようになります。

新入りのお守りを最もスムーズに入手出来るのはパターンC(後述)ですが、それ以外のパターンについても、クエストが発生さえしていれば新入りのお守りを獲得できる機会は存在します。但し、そもそも本クエストを発生すらさせなかった場合はダメですので注意しましょう。

なお、新入りのお守りは「防御力 -10%」という効果が表示されていますが、このマイナス効果は発動しません。新入りのお守りを所持していても、ゲラルトの装備の効果が減少することはありません。

本「ドラゴンについて」

本「ドラゴンについて」は、読むことで知識「ドラゴン」を最大レベルまで習得できるアイテムです。この本を入手するためには、「新米」という名前の人物が生存していることが最低条件となります。具体的には後述のパターンB、またはパターンCで進める必要がありますので注意しましょう。

新米が生存することで、クエスト「ラ・ヴァレッテ城地下牢」進行中に新米と再会する機会があります。この時に発生する会話選択肢を聞くことで本「ドラゴンについて」を入手できます。

ラ・ヴァレッテ城地下牢 ウィッチャー2 攻略 The Witcher 2 Assassins of Kings

ラ・ヴァレッテ城地下牢

Witcher2 Main

800exp ラ・ヴァレッテ城の「城の地下牢」

注意事項:時限クエスト

本クエスト「女神メリテレの守り」は「御意によりて」の進行中しかクエスト発生させることは出来ません。

厳密には「御意によりて」の進行中、クエスト目標「フォルテスト王についていく」の時にバリスタ付近まで移動しフォルテスト王との会話に突入した時点でクエスト発生させることが出来なくなります。

プレイしておきたい場合は十分注意しましょう。

クエストの開始

御意によりて」の進行中、フォルテスト軍の野営地に居るクリンフリッド団と会話することでクエスト発生します。詳しい位置についてはマップを御確認ください。クリンフリッド団に近づくと「魔除けに詳しいだろ」など、本クエスト発生を示唆するセリフが表示されます。

クリンフリッド団と会話すると複合的な会話選択肢が発生します。「襲うだと?」を選択すると過去のエピソードが語られます。ここの話で出てくるコニファーというのは原作小説ウィッチャー3でお馴染みの、ゲラルトの最愛の恋人であるイェネファーのことです。

  • それで 賭けってのは何だ?(次の会話へ)
  • 襲うだと?
    • 何が問題なんだ?(次の会話へ)
    • 付き合ってる暇はない(パターンA)

「付き合ってる暇はない」と突き放すと会話は終了し、パターンAに確定します。それ以外は次の会話へやり取りが続きます。

  • こいつは効くかも(パターンA)
  • どうかな(パターンB)
  • どこでこれを?(次の会話へ)

「どこでこれを?」を選択すると、そのお守りを入手した経緯についてのエピソードを聞き、さらに次の会話選択肢が発生します。

  • この魔よけは効くかもな(パターンA)
  • その魔よけは災いの元に思える
    • そうだな(パターンC)
    • 無理だ(パターンB)
  • そいつは魔力を帯びてるが どんな力かはわからん(パターンB)

色々会話がネストしますが、結論としてはパターンA、B、Cの3通りに分岐します。

パターン新米お守り入手
パターンA戦死する保留
パターンB生存する保留
パターンC生存する直ちに入手

ウィッチャーがお守りの効果についてのお墨付きを与えるパターンAでは、新米は鎧を着用せず戦争に行き、哀れにも戦死するストーリーとなります。

お墨付きを与えないパターンBとパターンCでは新米は鎧を着用して戦争に行くため生き残ります。そして後日再開します。

またお守りの呪いを解くところまで請け負うパターンCでは、冒頭のクエスト発生タイミングで直ちにクエストアイテム「新入りのお守り」を入手することが出来ます。

クエストが発生したところで、経験値50を獲得します。

クエスト開始時点のジャーナル

クエスト開始時点のジャーナルは、会話でゲラルトがどの会話選択肢を選んだかによって3通りに変化します。

「付き合ってる暇はない」選択時

フォルテスト王のもとへ行く途中で、ゲラルトはならず者の「クリンフリッド団」に偶然出会う。過去に自分とどういう関わりがあったのか、ゲラルトには思い出せなかった。しかしよからぬ連中であることは直感的に感じ取れたため。避けることに決め、彼らの1人である”新米”が、お守りに魔力があるかと訊いてきたときにも相手にしなかった。新米はその冷ややかな態度を良い前兆と考えて、お守りを頼りに防具もなく丸腰で戦いに行くという愚かしい計画を実行した。ゲラルトにとっては、遠い国の年間雨量と同じくらいにどうでもいいことであった。

「こいつは効くかも」または「この魔よけは効くかもな」選択時

フォルテスト王軍の野営地で、ゲラルトは雇われ兵の「クリンフリッド団」に偶然出会う。しかし昔の記憶を失っているゲラルトには、有名な「金のドラゴン探し」の際にこの悪党どもからどれほど迷惑をこうむったか、思い出せなかったのである。ソーフライ、ガーパイク、ボホルトの3人組にもう1人、”新米”としか呼ばれない新しい仲間が加わっていた。4人はラ・ヴァレッテ城の攻撃軍に組み入れられていたのだが、酔った勢いでフォルテスト軍の正規兵と賭けをした。新米には女魔術師からもらったお守りがあるからシャツとズボンだけの丸腰で戦いに行っても死なない、というのである。相談を受けたゲラルトは、そのお守りには確かに魔法の力があると返答し、それを聞いた4人は新米はきっと生きて帰る、と確信を深めたのだった。

それ以外(パターンBまたはパターンC)

フォルテスト王軍の野営地で、ゲラルトは雇われ兵の「クリンフリッド団」に偶然出会う。しかし昔の記憶を失っているゲラルトには、有名な「金のドラゴン探し」の際にこの悪党どもからどれほど迷惑をこうむったか、思い出せなかったのである。ソーフライ、ガーパイク、ボホルトの3人組にもう1人、”新米”としか呼ばれない新しい仲間が加わっていた。4人はラ・ヴァレッテ城の攻撃軍に組み入れられていたのだが、酔った勢いでフォルテスト軍の正規兵と賭けをした。新米には女魔術師からもらったお守りがあるからシャツとズボンだけの丸腰で戦いに行っても死なない、というのである。相談を受けたゲラルトは、お守りにそんな力があるかどうか疑わしいと返答し、無謀な冒険はやめるようにと忠告した。新米は素直にそれを聞き入れて、防具をつけることにした。

クエストの進行(プロローグ)

クエスト開始時の会話選択肢にてどのパターンに分岐したかにより、進行が変わります。

パターンA:新米の遺体からお守りを取る

パターンAでクエスト発生した場合、お守りの御利益はあるはずも無く、防具をつけていなかった新米はあえなく戦死します。クエスト「ラ・ヴァレッテ城地下牢」のラスト、ロッシュやトリスと乗り込む桟橋の手前、2体のテメリア兵を倒した直後のところに新米の遺体が捨てられています。

新米の遺体に近づくとクエスト目標が「新米の遺体からお守りを取る」に更新され、経験値50を獲得し、以下のジャーナルが追加されます。

例のお守りは結局、新米にはご利益がなかった。戦死者はカラスの餌食になるだけだ。愚かな若者の形見としてゲラルトは無価値なお守りを取っておくことにした。

新米の遺体からクエストアイテム「新入りのお守り」を回収したところで、プロローグにおけるクエスト進行としてはいったん完了となり、さらに経験値50を獲得します。

新入りのお守りを回収しなかった場合についても一応、クエスト完了(成功終了)扱いにはなります。この場合、明示的なクエスト完了ログは出ません。経験値獲得が出来ているのかについては判別不能です(プロローグ完了と混在することになるため)。また、クエストアイテムを得ていないため、続く第1章のパートは発生しません。

パターンBまたはC:こっそり乗船する

パターンBまたはCでクエスト発生した場合、お守りの御利益を信じず防具を付けていた新米は生存し、クエスト「ラ・ヴァレッテ城地下牢」のラスト、牢獄から屋外に出たところで再会し、以下のジャーナルが追加されます。この段階で獲得できる経験値はありません。

地下牢から脱出したゲラルトは、意外にも”新米”に出会う。彼はゲラルトの助言のおかげで命拾いしたから、恩返しをしたいと言う。新米が鋭兵の注意をそらしてくれたおかげで、ゲラルトは無事にヴァーノン・ロッシュの船に乗り込むことが出来た。

会話選択肢の「スコイア=テルがリーバースを奇襲した時 一緒にいたのか?」は、背景エピソードを聞いた後、話の最後に本「ドラゴンについて」をもらえるもので、とても重要です。

本「ドラゴンについて」を所持品インベントリで選択して開く(読む)ことで、知識「ドラゴン」を習得することが出来ます。能力レベルはいっきに3/3になります。

会話完了後は、牢獄から屋外に出てきた地点と、トリスやロッシュが待つ桟橋までの間に居るテメリア兵2体(敵NPC)について、生存できた恩返しということで、新米がこの2体を遠ざけてくれます。これによりテメリア兵2体との戦闘を回避することが出来ます。

戦闘を回避し、トリスやロッシュが待つ船に乗り込んだところで一応、クエスト完了(成功終了)扱いにはなります。この場合、明示的なクエスト完了ログは出ません。経験値獲得が出来ているのかについては判別不能です(プロローグ完了と混在することになるため)。また、クエストアイテムを得ていないため、続く第1章のパートは発生しません。

クエストアイテム「新入りのお守り」を入手し、第1章パートもプレイしたい場合はこの戦闘を回避してはいけません。詳しくは次項を御確認ください。

番兵を倒す

パターンBで進めてきた場合、ゲラルトはまだ「新入りのお守り」を入手出来ていません。戦闘を回避してクエストアイテム「新入りのお守り」を取りこぼすと、本クエストを進めてきた意味合いが損なわれます。

新入りのお守りを入手したい場合は、このテメリア兵2体との戦闘を回避している場合ではなく、戦闘しなくてはなりません。(パターンCで進めてきた場合は、もう入手出来ているので、この戦闘は任意です)

しばらく待ってしまうと新米はテメリア兵2体を遠くへ連れていってしまいますので、急いで新米を追いかけ、テメリア兵に見つかりに行くことで戦闘が発生します。

ゲラルトとテメリア兵2体との戦闘が発生すると、新米も敵性化し戦闘に巻き込むことになります。つまり1対3の戦闘に発展します。戦闘発生時点ではなく、3体とも倒したところでクエスト目標が「番兵を倒す」に更新され、経験値50を獲得、以下のジャーナルが追加されます。

新米が手伝ってくれたのに、ゲラルトの不注意から番兵と争うはめになった。お守りの持ち主である新米は、助言のおかげで一度は拾った命をここで落としてしまった。

この合計3体を倒すことで獲得できる経験値はありません。

「番兵を倒す」のジャーナル表示がされた後、直ちにプロローグにおけるクエスト進行がいったん完了したことを知らせるジャーナル表示も入り、さらに経験値50を獲得します。

戦闘後は忘れず新米の遺体から「新入りのお守り」を回収しておくようにしましょう。

クエストの進行(第1章)

プロローグにて「新入りのお守り」を入手出来ている場合は、第1章で訪れることが出来るロビンデン(フロットサムの東隣り)に住んでいる植物学者のアネツカと会話することで、本クエスト「女神メリテレの守り」の第1章パートをプレイすることが出来ます。

プレイ可能時期としては、メインクエスト神意と死刑台」の進行中、ロレドとの会話完了したタイミングから受注可能となります。

アネツカはロビンデンの北東隅付近にある家に住んでいます。場所がよくわからない場合はロビンデンのページをご覧ください。

アネツカと初回の会話を行った時に、ジャーナルにアネツカの項目が追加されます。新入りのお守りを所持していれば、アネツカとの会話選択肢に「この魔よけについて教えてくれ」が出現します。これが本クエスト用の会話選択肢です。

トロールの舌、アラキスの目玉、エンドレガの幼虫、死のエッセンスをアネツカに渡す

アネツカとの会話選択肢にて「この魔よけについて教えてくれ」を選ぶと、あれこれ会話選択肢が出現し、以下のジャーナルが追加されます。

旅はいろいろなことを教えてくれる。無価値だと思っていた魔除けのお守りが、実は名も力もあるものだったことを、ゲラルトはフロットサムに来て知った。魔法の儀式を行えばその力を回復できると、アネツカは言った。そのために必要な材料は、トロールの舌、アラキスの目玉、エンドレガの幼虫、それと死のエッセンスだという。

何も会話を引っ張らず、すぐに「また今度」を選んで会話を抜けても同様です。クエスト進行のために、アネツカから根掘り葉掘り話を聞くことは求められません。

また、「価値があるようだな」の次の会話選択肢として出現する「俺のような上客はそうそういないぞ…」は説得の実行になりますので、まだ能力「説得」のレベルが最大(3)になっていない場合はチャレンジすると良いかと思います。

なお、会話選択肢「これを処分したい」を選んだ場合のみ、その場で新入りのお守りをアネツカに引き渡し、200オレン入手してクエスト完了(成功終了)となってしまいますので、ご注意下さい。この場合は当然、最終的なアイテム報酬を入手出来ません。

新米が残したお守りは長い旅の末にロビンデン村のアネツカの手に届いた。ゲラルトはその代金としてかなりのオレン貨を受け取った。

アネツカに新入りのお守りを売り払ってクエスト完了した場合は上記のジャーナルが追加され、50+125で経験値175を獲得します。

4つのアイテムの収集

200オレンのために本クエストを進めることもあまりないでしょうから、通常の場合はあれこれ話を聞いた結果、「また今度」を選択して会話をいったん打ち切った上で、トロールの舌、アラキスの目玉、エンドレガの幼虫、死のエッセンスの4つのアイテムを集める方向になるでしょう。

これら4つのアイテムは第1章フロットサム関連のクエストを進めるなどして全て集めることが可能です。

4つのアイテムはいずれも錬金術の素材、クラフティング材料として消費することも出来るアイテムです。錬金術やクラフティングの際に誤って消費してしまう危険があります。

ですので、収集できたものはいったん倉庫に入れて保管し、全て集まったら本クエストを進める際に倉庫から取り出して、まっすぐアネツカのもとに向かうのが安全です。

また、いくつか(下表参照)についてはバージョン3.4でもセドリックが販売しています。とはいえ、いずれも第1章時点の懐事情ではこれらは高額商品ですし、セドリックはクエスト「時間との戦い」の進行により不在(死亡)となりますので、うっかり買いそびれるリスクもあります。順当にクエスト等を進めることで4つのアイテムを収集するのが基本で、安全です。

アイテム入手方法
トロールの舌トロールの問題」にてトロールを倒して戦利品として入手するか、トロールを生存させる場合はセンドラーから「トロールの頭の剥製」を入手した時に同時に入手する。または、ロビンデンのセドリックから購入(439オレン程度)
アラキスの目玉王の暗殺者」の第1章パート進行中に発生するアラキス戦の戦利品として入手、または、ロビンデンのセドリックから購入(439オレン程度)
エンドレガの幼虫ロビンデンの南に広がる森などに出没するエンドレガからの戦利品として入手。珍しいものでは無く、普通にエンドレガを倒していればたくさん集まります。
死のエッセンス狂気の鉤爪」の進行中に対戦機会がある幽鬼からの戦利品として入手(複数入手可能)、または、ロビンデンのセドリックから購入(189オレン程度)

4つのアイテムを所持した状態でアネツカに会話すると、専用の会話選択肢が出現します。4つのアイテムは倉庫に入れたままではダメです。所持品インベントリ内に置いた状態でアネツカと会話することが必要です。

儀式に必要な材料をアネツカに渡す

4つのアイテムを所持品インベントリ内に置いた時点でクエスト目標が「儀式に必要な材料をアネツカに渡す」に更新され、以下のジャーナルが追加されます。または、はじめから4つのアイテムを所持した状態でアネツカに会話して第1章パートを発生させた場合も同様です。

モンスターを倒してその体の一部を集めることは、ウィッチャーには日常茶飯事である。ゲラルトはフロットサム周辺を歩き回ってすべての材料を手に入れた。とはいってもトロールの舌には苦労したのだったが。

アネツカとの会話選択肢「儀式を執り行えるのか?」の次に以下の会話選択肢が出現します。

  • もう決心した
  • では後で連絡する

「では後で連絡する」を選んだ場合は現状のままクエスト進行を保留することになります。「もう決心した」を選択すると「日没後、ヴェヨパティスの祭壇の近くでアネツカに会う」にクエスト目標が更新されます。

日没後、ヴェヨパティスの祭壇の近くでアネツカに会う

クエスト目標が「日没後、ヴェヨパティスの祭壇の近くでアネツカに会う」になると以下のジャーナルが追加されます。

ゲラルトはフロットサム周辺を歩き回ってすべての材料を手に入れた。トロールの舌には特に苦労したが、ともかく全部をアネツカに渡した。彼女は毎夜、森のまん中にあるヴェヨパティスの祭壇のところにいるからそこで落ち合うことに決めた。儀式は月光の下で、祭壇の前で行わなくてはならないのだ。

ヴェヨパティスの祭壇へは、アネツカが夜に移動するのでそれについて行くとわかりやすいです。夜まで瞑想で進めるとてっとり早いです。ヴェヨパティスの祭壇の詳しい位置についてはマップページをご覧ください。

アネツカを幽鬼から守る

ヴェヨパティスの祭壇で待つアネツカと会話し、会話選択肢「いよいよ儀式の始まりか」を選択のうえさらに「ああ」を選択すると、クエスト目標が更新され、以下のジャーナルが追加されます。

ゲラルトは言われたとおりの場所でアネツカと落ち合い、儀式が始まった。しかしのんびり見ていることはできなかった。灯火に寄って来る虫のように、魔法に引きつけられて幽鬼どもが集まってくるからだ。それらは、人間がまだポンター河沿いに住みつき始めたばかりの頃、ヴェヨパティスの信仰がさかんに行われていた時代の死者たちの幽霊だった。

儀式が始まると即、幽鬼との連戦になります。会話選択肢「いよいよ儀式の始まりか」を選ぶ前にあらかじめ以下の項目をチェックしておいて頂ければと思います。

悪霊のオイルの準備

幽鬼に対しては悪霊のオイルが有効ですので、予め所持品インベントリにて悪霊のオイルを選んでダブルクリックし「アイテムをアップグレード」しておきましょう。こうすることで剣に塗布された状態になり、画面上部にオイル有効時間(5分間)がカウントダウン表示されるようになります。

製法:悪霊のオイルの入手

もし、練金術で悪霊のオイルを作成できないのであれば、アネツカとの会話で「取り引きだ」を選べば「製法:悪霊のオイル」を購入することが出来ます。高価なものではなく能力「価格交渉」のレベルにも依りますが100オレン前後で購入可能です。

製法を持っていれば瞑想し錬金術を実行、シーラム(ブリオニア根など)、イーサー(スクレロデルムなど)、ハイドラゲナム(フウセンタケなど)、レビス(クサノオウなど)を含有する薬草を使って製作することが出来ます。

バグ:アネツカが揺れたまま詰む不具合

1点バグに関する注意事項があります。アネツカとの会話にて会話選択肢「いよいよ儀式の始まりか」を選んだ後、「さらば」を選ばないように注意しましょう。「さらば」は本来的にはクエスト目標の更新を保留させる会話選択肢だと思われますが、これを選んで保留した後、再度アネツカと会話して「ああ」を選んだ時にクエスト目標が上手く切り替わらない現象が出る場合があります(アネツカがその場で揺れたまま儀式に入れなくなる)。

この不具合はバージョン3.4で発生します。バグを踏まないためにはつまりのところ、事前準備をちゃんと整えたうえで「いよいよ儀式の始まりか」を選ぶようにするのが良いです。

力の場の活用

アネツカの立っている場所のすぐ背中には力の場(気力)が、アネツカが見ている方向の少し先には力の場(耐久)があります。戦闘中の気力回復が1ポイント上昇する効果と、防御値が20%する効果をそれぞれ5分間得られますので、フル活用しましょう。

ウィッチャーのメダルを使用し、この2か所を出したうえで触れることで発動します。2か所とも発動させたうえで、即、アネツカとの会話に入り「いよいよ儀式の始まりか」>「ああ」と選ぶようにしましょう。

幽鬼戦での立ち回り

幽鬼との連戦により、合計で経験値が130程獲得できます。

幽鬼は3体同時に対戦することになり、かなり大変な戦いになります。1体倒してもまた1体リスポーンします。延々と幽鬼と斬り合い、延べ10体程度倒したところでアネツカは「終わったわ」と言い儀式が終わる、という流れになります。

幽鬼は堅いですので悪霊のオイルは必須です。印はクエンが使い勝手良いです。クエンを割られたら気力がある限りクエンを再度張りなおす感じで進めるのがベストです。

他にはアクスィーがよく効き、幽鬼同士を戦わせることでゲラルトに集中するのを避けることが出来ますが、戦闘時間が長引き、悪霊のオイルが有効な5分内で片づけられる幽鬼が少なくなることが多いかと思います。活用できればする、という感じであくまでクエン重視が良いかと思います。

結局のところ、一番手強いのは3体の幽鬼が同時に斬りかかって来る点です。うまくローリング回避(スペースキー)を活用して逃げ回り、ある1体を残りの2体から引き離したうえで潰す、というのが安定します。ローリング回避している間にゲラルトのHP回復や気力回復も見込めます。

クエスト失敗について

注意点としては、あまりアネツカから離れすぎると儀式失敗となる点です。近い分には、たとえ戦闘場所がアネツカの真横であってもアネツカの儀式は失敗しませんので、極力アネツカの近く、せめてアネツカが見える位置で立ち回るようにしましょう。

アネツカからある程度離れたところまで来ると幽鬼がゲラルトを追わなくなります。この距離が黄色信号です。さらに離れると赤信号で儀式失敗となります。アネツカは儀式をやめて歩き出しロビンデンに向かいます。エンドレガやスコイア=テルなど、幽鬼以外の敵NPCに遭遇した場合は時すでに遅し(もう既に儀式失敗)です。

儀式が失敗した場合はクエスト自体が失敗終了となります(ジャーナルに×印が付きます)。クエスト失敗時には以下のジャーナルが追加されます。獲得経験値はありません。

しかしゲラルトはウィッチャーの役目を十分に果たせず、アネツカを守れなかった。儀式は失敗し、お守りの力は回復しなかった。

クエストが失敗終了するため、再トライも当然できません。

クエストの完了

儀式が成功した場合は、儀式の後、アネツカはヴェヨパティスの祭壇の前でしばらく立っており、会話可能な状態となります。会話選択肢「成功か?」を選ぶことでクエスト完了へ移行します。

但し、本クエストの完了をトリガとして、付近にエンドレガが4体程度スクリプト沸きします。エンドレガが沸いている場合は会話を受け付けてはくれません。

また、しばらくするとアネツカはロビンデンの方に向かって歩き出します。この場合は、途中、安全なところまで移動(川のあたり)し終わるまで会話を受け付けません。安全地帯まで来たところでアネツカは立ち止まりますので、そこで会話すればOKです。

アネツカとの会話をすべて聞いたところでクエストが完了し、経験値125とクエストアイテム<メリテレの守り>を獲得できます。

ヴェヨパティスの祭壇周辺では幽鬼との戦闘での戦利品(死のエッセンスなど)があちこちに転がっていますので回収しておくと良いでしょう。

<メリテレの守り>について

<メリテレの守り>は「体力回復 +1」の効果があり、クエストアイテム扱いで、装備品のように装備することを必要とせず、体力回復値が常時上昇します。

具体的には、キャラクター(Cキー)>特性(ENTERキー)の左列上から2番目、「体力」の項に、細字で表示されている「体力回復」の数値が1上昇します。残念ながら「戦闘中の体力回復」の方のパラメーターではありません。非戦闘時の体力回復値が上がるものです。

ジャーナルの追加

ゲラルトの忍耐とアネツカのすぐれた力のおかげで、儀式は邪魔されることなく進行し無事に終わった。力を取り戻したアーティファクト<女神メリテレの守り>はゲラルトに与えられた。この先に起こった出来事を知れば、このお守りがいかに強い力で彼を守ってくれたかがわかるだろう。

失敗終了:放置時

本クエストを進行しないまま、クエストを進行できない状態になった場合、以下のジャーナルが追加され、クエストは失敗終了となります。この場合、クエストには失敗終了のチェック(×印)が付きます。

ゲラルトは他にもっと重要な事柄を抱えていたので、新米が残したお守りの謎を追究することは諦めた。そしてその後も、この件に戻ることはなかった。

クエストを進行できない状態に陥るタイミングは、クエストラインの進め方によってばらつきがあります。例えば「王の暗殺者」でロッシュの味方をして、その後「ロレド暗殺」を発生させた場合はロレドの屋敷の中庭に飛び降りたタイミングになります。また例えば「王の暗殺者」でイオルヴェスの味方をして、その後「囚人船」を発生させた場合は「囚人船」がクエスト発生したタイミングです。

このように「放置」が確定するタイミングはばらつきがありますので、クエストを確実にプレイしておきたい場合は、はやめに進めておく方が良いです。