ウィッチャー2 攻略》導入・インストール手順(2020年版)のページ。STEAMでPC版ウィッチャー2を新規導入する際の手順や注意事項をまとめているページです(2020年最新)。Script compilation error の手動対応手順も詳細に記載しています。

概要

本ページでは、STEAMでのウィッチャー2購入に際する注意事項や、購入後にゲームプレイを開始するまでに必要となる事柄を時系列順に網羅しています。

ウィッチャー2初回起動時に、起動できない不具合がありますが、簡単に対策可能です。その対策方法についても詳細に御説明させて頂いています。

  1. バージョンについて
    1. バージョンの更新
  2. 正式なゲームタイトル・値段
  3. 推奨システム要件
  4. ダウンロード時の注意事項
  5. 初回起動前に行うこと(バグ対応)
  6. バグ対応手順
    1. ツール「Gibbed RED Tools」を入手する
    2. base_scripts.dzipをコピーする
    3. エラー箇所を修正する
    4. base_scripts.dzipを差し替える
  7. 初回設定

以上の1~7の順に進めて行くことで、効率よく簡単にウィッチャー2のゲームプレイ環境を構築することが出来ます。

バージョンについて

ウィッチャー2を新規導入する場合、最新のバージョンは3.4です。開発元のCD Projekt RED社が2014年4月にリリースした最終バージョンで、これ以降更新されていません。

こまちゃんの宝箱における攻略記事はこの「バージョン3.4」での動作に基づいています。

バージョンの更新

STEAMで購入する場合、自動的に最新バージョン(上記の3.4)がダウンロードされるようになっています。新規購入する場合は特に意識する必要無く、最新バージョンをプレイできるようになっています。STEAM上のビルドIDは「607393」と表示されます。

ウィッチャー2を購入した時期が非常に古く、旧バージョンを購入していたとしても、STEAMの機能によって、STEAMやウィッチャー2のソフトウェアを起動した時に、基本的に最新バージョンに自動更新されるはずです。

もし自動更新が掛からず古いバージョンのままになっている場合は、御自身で自動更新を停止するような設定をしてしまっているものと思われます。

その場合はSTEAMを開いてライブラリに入り、リストでウィッチャー2を選択のうえ右クリックをするとプロパティがあります。プロパティ内、「アップデート」タブのところにある「自動アップデート」の設定内容を確認するようにしましょう。

正式なゲームタイトル・値段

ウィッチャー2のソフトウェアの正式タイトルは「The Witcher 2: Assassins of Kings Enhanced Edition」です。

「Enhanced Edition」はバージョン3.0以降に付されており、ムービーやストーリーの追加、操作性の改善、バグの改修といった追加等々がまとめて同梱されていることを意味しています。Enhanced Editionだけを導入すれば、ウィッチャー2の全てを遊ぶことが可能となります。

ウィッチャー2は2011年発表の古いタイトルですので今は値段も下がっており、2020年現在ですとSTEAMで2000円程度で販売されています。

さらにSTEAMでは時々安売りセールが行われており、そういった機会を活用すれば例えば399円など、数百円程度で購入できてしまうようなケースもありますので見逃せません。

STEAMのウィッシュリストに追加しておけば、安売りセールの開催時にはSTEAMからお知らせメールが届きます。今すぐプレイしたいのでなければ、こういったキャンペーンが開催されるのを待ってオトクに入手するのも手です。

ウィッチャー2は古いタイトルですので、要求されるシステム要件も非常に緩いです。詳細はSTEAMやCD Projekt RED社のサイトにて掲載されています。両者で若干記載が異なりますが、ざっくり以下のような内容です。

OS:WinXP / Vista / 7

CPU:Intel or AMD Quad-Core

RAM:WinXPなら3GB、Vistaや7なら4GB

グラボ:NVIDIA GeForce 260(1GB) or Radeon HD 4850(1GB)

空きHDD:25GB ※CD Projekt RED社サイトでは23GBと記載

なお、こまちゃんはWin10で検証しています。Win10でも特に問題なく動作できています。

但し、ウィッチャー2にはそもそものバグが種々存在します。これらのバグは動作環境によるものではなく、ソフトウェア品質に起因するものが大半だと見られます。Win10でプレイしたとしても基本的に、古いWinと同じようにバグに遭遇するものと考えて下さい。

ウィッチャー2の続編にあたるウィッチャー3の方は非常にバグが少ないタイトルですよね。ウィッチャー3を先にプレイした後でウィッチャー2を初めてプレイされた方は、バグとの遭遇頻度、特にCTDの発生頻度に少し驚くかも知れません。

言い換えると、ウィッチャー2の開発における反省点を踏まえ、企業努力として改善がなされた結果、ウィッチャー3の高品質が生まれたのだろうと、こまちゃんは理解しています。

ダウンロード時の注意事項

STEAMで購入した後は、STEAMからウィッチャー2のソフトウェアをダウンロードします。

前述の推奨システム要件のとおり、ダウンロードするデータサイズが非常に大きいです。日頃、PCを無線LAN環境で利用されている方は御注意ください。

ウィッチャー2に限らず、ゲームのソフトウェアをダウンロードする際は、直接LANケーブルで通信機器と有線接続のうえ行ったほうが賢明です。ゲームのソフトウェアはとても巨大です。無線LANの下り速度ですと途方もない時間が掛かってしまいますのでご注意下さい。

初回起動前に行うこと(バグ対応)

さて、ダウンロードが済んだら早速ゲームをプレイしたくなるところですが、1点だけバグが存在するために、そのままでは起動できません。

ウィッチャー2 攻略 導入 バグ script compilation error

バグ対応をせずにいきなりゲームを起動しようとすると、「Script compilation error」なるエラーが発生し、ゲームは起動しません(バージョン3.4で発生する)。

このエラーダイアログは、quest_functions.wsというファイルの2284行目にエラー記述があるため、2283行目までしかコンパイルできなかったことと、scene_functions.wsというファイルの1796行目にエラー記述があるため、1795行目までしかコンパイルできなかったことを示しています。

本件のバグ対応として、quest_functions.wsの2284行目とscene_functions.wsの1796行目にあるエラー記述を手動で削除します。

※本記述はバージョン3.4での内容です。今後、開発者の方でバージョン更新された場合は異なる行目でのエラーとなったり、バグそのものが改修されて発生しなくなる可能性もあります。

バグ対応手順

修正済みファイルをインターネットで拾って流用することでも対応できる可能性はあると思いますが、当サイトでは推奨しません。そのファイルがどういったバージョンのファイルをベースとしているのか不明ですし、また、不用意な改ざんがされている可能性もあるでしょう。

バグの修正方法はとても単純で難しくありません。今ダウンロードしてきた自分自身の環境に入っているファイルそのものを用いて対応する方が確実です。自分の手で手動修正を行うことを推奨します。

以下の1~4の手順で御説明します。

  1. ツール「Gibbed RED Tools」を入手する
  2. base_scripts.dzipをコピーする
  3. エラー箇所を修正する
  4. base_scripts.dzipを差し替える

1.ツール「Gibbed RED Tools」を入手する

Gibbed RED Toolsは、開発元のCD Projekt RED社が提供している正規のツールです。ウィッチャー2のMODを作成してより深く楽しもうとするユーザーの利便のために、開発元が公開している由緒正しいツールです。

Gibbed RED Toolsを使うことで、エラーが発生しているファイルを見ることが出来るようになります。このツールは、nexusmods.com(外部リンク)にアップされています。URLは以下の通りです。

https://www.nexusmods.com/

nexusmods.comのサイトへ行き、画面の右上にある「Search」の窓に「Gibbed RED Tools」と入力すれば、ツールの置き場が見つかります。

ここで、検索候補として出てくる「Gibbed RED Tools」をクリックしたのにもかかわらず、ツールのページに移動してくれない場合は Internet Explorer が原因である可能性があります。その場合、Chromeなど他のブラウザを用いれば「Gibbed RED Tools」のツールのページに行けるようになります。

「Gibbed RED Tools」のページ内、Downloadと書いてある場所のすぐ右にある「MANUAL」という赤いボタンをクリックすればダウンロードできます。

なお、nexusmods.comはユーザーを厳格に管理しているサイトですので、未登録であれば先に登録が必要です。以下、未登録の方向けの説明ですので、既に登録済みの方はすっとばして次項をご覧ください。

nexusmods.comへの登録にあたってはメールアドレスが必要です。送り返されてくるメールに「User ID」と「Validation Key」が記載されていますので、これを使ってログインする流れとなります。

登録フォームは以下のような内容となっています。いずれも特に難しいものではありません。

Username nexusmods.comを利用する際に使いたい名前。
E-mail Address メールアドレス。有効なメールアドレスでないと登録を完了することは出来ません。
Password nexusmods.comを利用する際に使いたいパスワード。
Confirm Password 確認用に、Passwordに入力した内容をもう一度入力する。
Gender 性別を選びます
Registration Question ロボット排除のために設けられているクイズ。入力フォームの真上に書かれているクイズに答える(○○の単語から△のアルファベットを除去して入力しなさい、等の簡単なもの)。
Security Check ロボット排除のために設けられているクイズ。「私はロボットではありません」をチェックしたうえで簡単なパズルに答える。
Send me news and information デフォルトはチェックされた状態になっています。お知らせメールが送信されてくるのが嫌な場合はチェックを外しましょう。
I’ve Read and agree to the Terms and Conditions よくある、「規約等を確認しました」の意思表示です。チェックを入れないと登録できません。規約については、水色太字の「Terms and Conditions」の部分からアクセスできるようになっています。

nexusmods.comの利用にあたっては、無料のコース(Free)と有料のコース(Premium)がありますが、本件のための利用程度であれば無料のコースの方で問題ありません

nexusmods.comはスカイリムフォールアウト4といった有名どころのMODも含め、大手のゲーム開発者や、世界中のMODファンから数多くアップされているような、一流のサイトです。もし未登録であれば、これを機に登録を済ませておくことで、ウィッチャー2に限らず、洋ゲーを満喫していくうえでとても役立ちます。

2.base_scripts.dzipをコピーする

問題を引き起こしているquest_functions.wsscene_functions.wsの両ファイルはいずれも、base_scripts.dzipという圧縮ファイルの中に存在します。

これからbase_scripts.dzipに手を加えていきますが、万が一失敗した場合に復旧できるよう、修正前のファイルをコピーして別の場所に保存しておく(バックアップを取っておく)ことをおススメします。

base_scripts.dzip は、STEAMのインストールフォルダを変更していなければ通常、お使いのPCの以下の場所にあります。

C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\the witcher 2\CookedPC

Cドライブかどうかは、お使いのPCによっては異なる可能性があります。要は基本的にお使いのPCの「Program Files (x86)」の直下に「Steam」というフォルダがあり、さらに辿って行くことでウィッチャー2のファイルもありますよ、ということです。

ウィッチャー2は32ビットのタイトルですので「Program Files (x86)」のフォルダ内に入ります。お使いのPCも32ビットの場合は、フォルダ名は「Program Files」となるはずです。

base_scripts.dzipを見つけたら、デスクトップに適当なフォルダを作るなどして、他の場所にコピーしてください。このコピーを使って次項の作業をします。

3.エラー箇所を修正する

Gibbed RED Tools を使ってbase_scripts.dzipを解凍します。base_scripts.dzipはソースコードの塊のようなファイルです。解凍することで、数多くのソースコードが閲覧できるようになります。

具体的には、base_scripts.dzipを、Gibbed RED Toolsに入っている「Gibbed.RED.Unpack.exe」の上にドラッグ&ドロップすればOKです。

この時、「Program Files (x86)」にある方のファイルではなく、前項でコピーしてきた方のbase_scripts.dzipを使いましょう。

解凍すると、「base_scripts」という名称のフォルダが出てきます。修正対象の2ファイルはそれぞれ以下の場所にあります。

フォルダ ”\base_scripts\game\quests\”

ファイル ”quest_functions.ws

フォルダ ”\base_scripts\game\scenes\”

ファイル ”scene_functions.ws

wsという拡張子はウィッチャー2専用のものですが、中身はただのテキストファイルです。ファイルを選んで右クリックして「プログラムから開く」を選び、例えばメモ帳など、適当なテキストエディタで開けば編集できます。

エラーを引き起こしている箇所はいずれも//(ダブルスラッシュ)で始まる「コメント行」です。

quest_functions.wsの2284行目 //Funkcja w ~~ という記述がされているコメント行
scene_functions.wsの1796行目 //Funkcja w ~~ という記述がされているコメント行

メモ帳で開いている場合であれば、ウインドウの右下に現在のカーソル位置が何行目なのか表示されています。

2か所いずれもコメント行です。コメントとは開発者が処理の意味を忘れないようにするためなどに用いられる、単なるメモ書きですので、無くてもゲーム本来の処理に全く影響は与えません

それぞれの行を、1行まるごとキレイさっぱり消去したうえで、ファイルを上書き保存しましょう。

4.base_scripts.dzipを差し替える

ファイルを2つとも修正したら、base_scriptsフォルダを圧縮して、再度「base_scripts.dzip」に戻します。

具体的には、base_scriptsフォルダを、Gibbed RED Toolsに入っている「Gibbed.RED.Pack.exe」の上にドラッグ&ドロップすればOKです。

こうすることで得た、修正済みの「base_scripts.dzip」を使って、STEAMにあるウィッチャー2の本体のファイル(最初にコピーした時の、コピー元の方のファイル)を上書きすれば完了です。

C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\the witcher 2\CookedPC

初回設定

ウィッチャー2 攻略 起動 ランチャー

Witcher2 起動ランチャー

さて、ようやく初めての起動です。ウィッチャー2を起動すると起動ランチャーが立ち上がります。途中、CDキーを確認するダイアログが出ますが、CDキーについてはSTEAM側で自動処理してくれますので「次から表示しない」を選択して「プレイ」をクリックして差し支えありません。

起動ランチャーには色々とメニューが並んでいますが、最初は「ビデオと言語の設定」をクリックしましょう。

クリックすると「ウィッチャー2 設定ツール」が開かれますので、一番上にある「テキスト言語」を「JP」に設定します。JPはもちろん日本語という意味です。

この設定をすることで、全ての字幕が正規版の日本語で表示されるようになります。ちなみに、ウィッチャー2では声優による吹替などは行われておりませんので、音声(ボイス言語)まで日本語にすることは出来ません。

その他、必要に応じて、画面解像度の設定などを行いましょう。ウィッチャー2は古いゲームですので、要求スペックはシビアではありません。今どきのゲームをプレイできる程度のスペックのPCであれば、ウィッチャー2についても最高解像度(1920×1200)で普通に快適動作できるでしょう。もしPCのスペックが物足りない(画面がもっさりする、等)場合は、画面解像度を下げることで動きが良くなります。

あと、ウィッチャー2をプレイする傍ら、同じPCで他のこともやりたいような場合は「フルスクリーン」の設定を「不可」にすることで、ウィッチャー2を含む、複数のウインドウを開くことが出来るようになります。

設定完了したら「OK」をクリックすることで設定ツールは閉じられ、起動ランチャーに戻ります。いったん起動ランチャーの右上の×をクリックして、終了させて下さい。

これら諸々の設定は、次回起動時に反映されます。次回起動時、起動ランチャーから「ゲームを起動」を選択すると、ついに冒険の始まりとなります。

ウィッチャーシリーズ

ウィッチャー2のトップページはこちらです。
ウィッチャー3のトップページはこちらです。
ウィッチャーの原作小説については、こちらのページでまとめています。