《Valheim(ヴァルヘイム)攻略》霧の地 のページ。Valheimのバイオーム(生物群系)のひとつである 霧の地 について、進め方、アイテム、建設、クリーチャー等の攻略情報をまとめているページです。
概要
霧の地(Mistlands)は平地をクリアしたプレイヤーが6番目に攻略を進めることになるバイオームで、ボスはクイーンです。晴れることもなければ、雨が降ることもなく、常時「霧の地」と呼称される通りの深い霧に覆われています。
霧によって視界が非常に悪いうえに、断崖絶壁が多く険しい地形であり、しかも強力なクリーチャーに突然襲われることも多い、非常に危険なバイオームとなっています。
「霧の地」は足を踏み入れる前に、平地のページの末尾で紹介したような周到な準備が必要になってきます。ウィスプの泉を設置しウィスプライトを入手しましたでしょうか。また、黒金属の斧や鉄の大ハンマーは最高品質に出来ていますでしょうか。
「霧の地」では魔法が重要ですが、魔法がまだ使えない最序盤においては、平地までの内容で実現可能なベストを尽くす必要があるでしょう。良くわからない場合は平地のページを復習し、平地の攻略の最終段階でやるべきことをおさらいして、万全の準備を整えたうえで「霧の地」に臨むようにしましょう。
クリーチャー
ダンジョン
利用可能となるアイテム
武器
弾薬
防具
道具
材料
酒(ポーション)
食料
建設・家具
進め方(例)
本項では「霧の地」の攻略開始以降、ボスのクイーンを討伐するまでの進め方についての一例を記載しています。あくまで例であり、極めて自由度が高いValheimでは様々な進め方があるでしょう。押さえておきたいポイントを列挙していますので、御参考頂きつつ、アレンジ等して楽しんで頂ければと思います。
黒金属のつるはしを入手
黒金属のつるはしを作成するためにはユグドラシルの枝が求められます。そのユグドラシルの枝を入手するためには前提として黒金属の斧を所持している必要があります。
「霧の地」で採掘をする場合、黒金属のつるはしが無いと何かと不便ですので、優先的に作成して入手すると良いでしょう。
漆黒核を5個以上集める
「霧の地」は魔法がないと厳しいバイオームですが、魔法を使うための装備品を作っていくためには漆黒核を少なくとも5個、集めねばなりません。漆黒核は「霧の地」で設置可能となる3種類の設備(ガルドルのテーブル、エイトル精製所、黒の炉)全てにおいて、5個ずつ必要となるためです。
「霧の地」最序盤の今、まだ魔法を使えません。ですが、魔法を使わないと攻略が難しい汚染された鉱山に行かないと漆黒核を得られません。ここが「霧の地」の攻略を進める上で最も過酷なフェーズになってきます。
3つの設備を常駐させるためには最大15個欲しいところです。しかしながら、1個集めるのも大変なアイテムですから、先ずは最低限の5個確保を急ぎ、必要な設備を設置する際は、設置済みの設備をいったん解体してやりくりするのが良いでしょう。その意味での「5個」です。
恐ろしい汚染された鉱山ではどのように立ち回ればよいか、また先々魔法装備が整ったらどういった進め方が出来るようになるのか等、汚染された鉱山についての詳細は汚染された鉱山のページでまとめていますのでご確認ください。
軟組織と樹液
魔法のための装備品を作るための材料として精製エイトルという魔法物質を手に入れねばなりません。この精製エイトルは、軟組織という物質(いにしえの巨人の骨髄のようなもの)と樹液を融合させることで作ることが出来ます。
軟組織は基本的には様々な形状がある「石化した骨」のうち「頭蓋骨」の形状のものの内側に収まった姿で存在しており、つるはしで採掘することでアイテムとして取り出すことが出来ます。ドヴェルグのならず者やドヴェルグの魔術師の討伐時ドロップでも得られますが、入手できる個数的には採掘の方が断然多いです。
「石化した骨」はフィールドに転がっていることもありますが、軟組織が残っていることは稀であり、大抵は中身の軟組織が無い、あばら骨のような形状のものが大半です。軟組織をまだ包み込んでいる「頭蓋骨」状態の「石化した骨」は「発掘現場タイプ」のドヴェルグ住居の敷地内に囲われた状態で存在していることがよくあります。
また、樹液はフィールドに点在する「古代の根」に樹液取りを設置することで集めることが出来ます。樹液取りを設置するにはドヴェルグの抽出器が必要となり、これはドヴェルグ住居から奪うしかありません。
ドヴェルグの抽出器は、ドヴェルグ住居内にある「ドヴェルグの部品箱」という細長くて四角い箱の中に保管されています。
ドヴェルグ住居を攻略する
つまり、軟組織や樹液を集める過程でいよいよ、ドヴェルグと戦闘する必要が出てきます。とはいえチームを形成しているドヴェルグのならず者やドヴェルグの魔術師は猛烈に強いです。特に回復タイプのドヴェルグの魔術師が混ざっている時は悶絶クラスであり、こちらも魔法で対抗しない限りほぼ勝ち目はないでしょう。
軟組織は出来れば「発掘現場タイプ」のドヴェルグ住居でたっぷり採掘して大量入手したいところではありますが、魔法が使えない時点においては厳しいです。
魔法が使えない段階においてはあまり欲張らず、フィールドにソロで立っているドヴェルグの魔術師を奇襲してこつこつ集めるのを基本としましょう。ドヴェルグの魔術師であれば魔術を使ってくる前に近接連打で押し込めば簡単に倒せます。1体だけであればあまり怖くありません。
一方、ドヴェルグの抽出器についてはドヴェルグ住居を攻略しないと入手できません。ドヴェルグ住居には3タイプあり、塔タイプ>発掘現場タイプ>港タイプの順に人数が多くて強力です。
ここは極力、最も人数が少ない「港タイプ」を狙いましょう。「港タイプ」は海岸線にあり、桟橋があったりするのですぐにわかります。
但し、回復タイプのドヴェルグの魔術師が2体以上混ざっている時は避けましょう。1体であれば最初にいきなり近接連打して倒せば何とか攻略できる可能性もあります。
また、こちらから攻撃するまでは戦闘にならないですから、必ず事前に建物内をチェックして「ドヴェルグの部品箱」が存在することを確認しましょう。
また、必要に応じて鍬で盛り土してお立ち台を作るなど、安全策を取るようにしましょう。ドヴェルグ住居の攻略の仕方についてはドヴェルグの魔術師のページに詳細に記載していますのでご確認ください。
シーカーの兵士とグャルは完全回避でもOK
「霧の地」のフィールドを走りまわっていると時々シーカーの兵士やグャルのような強力・強大な敵に遭遇します。一般的なクリーチャーでありながらボスクラスの脅威となっています。
魔法を使えるようになった後であれば対抗できるようにもなりますが、「霧の地」攻略開始直後などの状況においては忌避する方が無難です。敗北リスクが高い上に、長時間戦闘して倒したところであまり成果を得られません。
シーカーの兵士のドロップ品であるシーカー肉や甲皮はシーカーからでも得られます。下顎はシーカーの兵士からしか得られませんが、近接武器や甲皮シリーズの防具の材料であり、魔法用の装備品を急いで揃えたい今、優先度は低いです。そして先々、汚染された鉱山をじっくり攻略する段階で幾らでも対戦機会があります。
また、グャルがドロップする胆汁袋はヨトゥン殺しと胆汁玉の材料です。ヨトゥン殺しは非常に強力な斧であるものの、斬り耐性が多い「霧の地」に限ってはあまり使い勝手が良くありません。胆汁玉は火と毒の継続ダメージを与えられる投擲アイテムで、あればそれなりに活用機会はありますが、必須という程ではないでしょう。複数の敵にまとめてダメージを与えるという意味ではデモリッシャーのようなスレッジの方が断然便利です。
シーカーの兵士は飛べませんし、グャルは着陸できませんから、地形を利用しつつ走り抜けば簡単に逃げ切ることが出来るでしょう。
ドヴェルグ住居に釣り込む
シーカーの兵士、グャル、ドヴェルグのならず者、ドヴェルグの魔術師といったクリーチャーの個別ページをご覧になった方はお気づきだと思いますが、所属ファクションが異なっています。
- Group9: シーカーの兵士、グャル
- Group10: ドヴェルグのならず者、ドヴェルグの魔術師
別ファクションに所属するNPCは互いに敵対関係にありますから、つまり、シーカーの兵士、グャルをドヴェルグ住居に釣り込むことが出来れば勝手に潰し合ってくれるため、漁夫の利を得ることが可能です。
ドヴェルグ住居の近くでシーカーの兵士やグャルに遭遇できた場合は試してみると良いでしょう。
魔法用の装備品を揃える
軟組織や樹液が集まり出したら、ガルドルのテーブルやエイトル精製所を設置したり解体したりしながら、精製エイトルをストックしつつ魔法用の装備品を揃えていきます。
もっとも最初に作る必要があるのは羽のケープです。羽のケープは落下無効の特殊効果があり、着用すると「羽根が落ちる」と表示されて高所から飛び降りてもふわりとゆっくり落ちていくようになり、一切墜落死しなくなるため、断崖絶壁だらけの「霧の地」において不可欠です。
その後は、ひとつずつ揃えていきましょう。非常に多くの精製エイトルが求められますのでかなり長い期間頑張ることになるでしょう。そのうち慣れも出てきて、自分なりの安全ラインがわかってくるようになります。
栽培と大鍋のグレードアップ
「霧の地」のフィールドを駆け巡る中でメイジキャップやヨトゥンパフが見つかるでしょう。メイジキャップは魔法に不可欠なエイトルを上げるための食料、ヨトゥンパフは体力やスタミナを大きく上げるための食料をそれぞれ作るための材料となります。そして「霧の地」のバイオーム内であれば栽培することも可能です。
「霧の地」で新たに作れるようになる食料はいずれも、臼ときねを設置して大鍋の設備レベルを5にすることが前提となってきます。
汚染された鉱山の本格攻略
魔法装備を揃えたら、いよいよ汚染された鉱山の本格攻略を始め、ダンジョン内を隅々まで調べていくようにします。余力があれば非常に強力なデモリッシャーを作り、鉄の大ハンマーを卒業すると良いです。デモリッシャーはクイーン戦でも使います。いずれ作るものですので早めに入手しても損はありません。
魔法装備があっても、ティックに絡まれた時等、緊急回避用にスレッジは持って行った方が絶対に安全です。汚染された鉱山での立ち回り方については汚染された鉱山のページに詳しくまとめていますのでそちらをご確認ください。
汚染された鉱山を隅々まで攻略することでロイヤルゼリーを大量入手できるようになり、シーカーのアスピック、ユグドラシル粥をどんどん作れるようになります。エイトルを上げる食料をぱくぱく食べられることはとても重要です。
食料の3枠は「エイトル増強+エイトル増強+体力増強」のバランス比で行くのが安定するように思います。
封印破りを手に入れる
魔法を使いこなせるようになり、汚染された鉱山を隅々まで探索していく過程で封印破りの断片を入手できるでしょう。これを9つ集めることで封印破りを作ることが出来ます。
封印破りはクイーン戦の会場となる汚染された砦の封印された入口を破るためのものであり、これが無いと中に入ってクイーン戦を行うことが出来ません。
汚染された砦の場所については汚染された鉱山を数多く、隅々まで探索する中で「ヴェグヴィシル クイーン」を普通に発見済みでしょうから、マップに位置だけは登録済みとなっているかと思われます。
但し、汚染された砦は外観が地味であるために現地に着いても少し見つけにくいです。マークされた地点の周辺をぐるぐる探索しているのに、なかなか入口が見つからないかも知れません。低所に門があり、そこから真っすぐ上に伸びた階段を上がっていくことで玄関に到達できるような作りになっていますので、先ずは門を探しましょう。
クイーン戦へ
クイーン戦の会場となる汚染された砦はダンジョンです。これまでのバイオームではボスとの決戦会場が全てフィールド(屋外)であったため、プレイヤーに有利な戦闘を進められるよう事前に工事を実施し、戦場を作りこむことが可能でした。
ところが汚染された砦はダンジョンであるために作業台が設置出来ません。クイーン戦は汚染された砦という枠内で可能な限りの安全を確保し、可能な限りプレイヤーに有利となる戦況を作り出したうえで進めます。
クイーン戦で準備するべき武器、防具、食料、酒(ポーション)、戦闘中の立ち回りといった攻略法については、クイーンのページで詳しく解説させて頂いておりますので、そちらをご確認ください。
灰の地は未実装
ミストランド(バージョン0.216.9)の段階においては、「霧の地」に続くバイオームは未実装であり、次のバイオームだと想定される灰の地にはスルトリングが走り回っている他はほとんど何もありません。今後のアップデートを楽しみに待ちましょう。