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スカイリム 戦慄の幻

スカイリム攻略》戦慄の幻 のページ。Perk 戦慄の幻 についておすすめ度、機能説明・用法、効果対象、ID、エントリー、適用MGEFといった内部処理詳細等の攻略情報をまとめています。

概要

スカイリム 戦慄の幻 Skyrim 攻略
戦慄の幻 (Aspect of Terror)
幻惑 Lv50
EDIT ID: AspectOfTerror
FORM ID: 00059B78
説明表示: 恐怖の呪文がより高レベルの相手に効くようになり、他能力の効果が累積する
恐怖威圧畏怖の呪文、激しい炎のPerk、失望・小胆・恐怖・絶望・畏怖・戦慄が付呪された武器、恐怖の杖威圧の杖ノルド種族のパワーのバトルクライによる、逃走誘発効果が有効となる対象レベルの上限を10レベル引き上げる
系統魔術師
Perkカテゴリーperk 幻惑
スキル上げ効率スキル上げ 幻惑
必要スキルLv50
前提Perk眠りの眼差し
おすすめ度Bランク

戦慄の幻(Aspect of Terror)は、恐怖威圧畏怖の呪文、激しい炎のPerk、失望・小胆・恐怖・絶望・畏怖・戦慄が付呪された武器、恐怖の杖威圧の杖ノルド種族のパワーのバトルクライによる、逃走誘発効果が有効となる対象レベルの上限を10レベル引き上げる効果をもたらすPerkです。

他能力の効果が累積する、というのは動物操者(上限Lv+8)や人間操者(上限Lv+10)の効果も加算されるという意味合いの付記です。上限Lvが上がれば上がる程、発動対象のNPCが増えることになります。

動物操者

幻惑 Lv20

幻惑呪文がより高レベルの動物へ効くようになる

人間操者

幻惑 Lv40

すべての幻惑呪文がよりレベルの高い相手に効くようになる

効果対象

戦慄の幻は、MagicInfluenceFear というキーワードが付されたMGEF(魔法効果)を適用する呪文およびそれに準ずるもの(付呪等)が効果対象です。具体的には本ページ冒頭に列挙したものが対象で、これで全てです。

一部補足すると、心理の到達者Perkを習得してアンデッド、デイドラ、オートマトンに対して恐怖威圧畏怖が効くようになった場合は、アンデッド、デイドラ、オートマトンの上限レベルに対しても戦慄の幻が乗るようになります。

戦慄の幻は主人公しか使わないPerkであり、MagicInfluenceFearのキーワードについても、NPC専用呪文などの、主人公が使えないようなものに対しては全く付されていません。

なんと一部の炎属性の呪文について効果が10pt増大する

ここで、本来の仕様の狙いなのかどうかは定かでありませんが、戦慄の幻を習得することで以下の破壊呪文の与ダメージが10pt上昇します。

火炎

素人(0) 破壊呪文 片手 CONC 販売有

強烈な炎で毎秒8pt(27pt)のダメージを与え、炎上した対象には主ダメージの1%の追加ダメージを与える

爆発

見習い(25) 破壊呪文 片手 FF

対象を炎上させる炎の爆発で15秒間、毎秒4pt(21pt)のダメージを与える

ファイアボルト

見習い(25) 破壊呪文 片手 FF 販売有

炎の爆発で25pt(52pt)のダメージを与え、炎上した対象には主ダメージの10%の追加ダメージを与える

火炎球(エクスプロージョン)

精鋭(50) 破壊呪文 片手 FF 条件販売

激しい爆発で半径約5m内の対象に40pt(75pt)のダメージを与え、炎上した対象には主ダメージの20%の追加ダメージを与える

ファイアボール

熟練者(75) 破壊呪文 片手 FF 条件販売

炎の爆発で60pt(105pt)のダメージを与え、炎上した対象には主ダメージの10%の追加ダメージを与える

炎の壁

熟練者(75) 破壊呪文 片手 CONC 条件販売

被弾者に毎秒50ptの炎ダメージを与え、地面に撃った場合も炎の壁として30秒間残留し接触者への与ダメージ性を維持する炎を放つ

ファイアストーム

達人(100) 破壊呪文 両手 FF

激しい爆発を起こし、詠唱地点から半径25ftまで225pt(371pt)、25~65ftは165pt(272pt)、65~100ftは100pt(165pt)のダメージを与える

これらの7つの呪文は、いずれもPerk激しい炎の効果対象となる呪文で、もし主人公が激しい炎を習得したら対象のNPCを逃走させられるよう、予めそのためのMGEF(魔法効果)が組み込まれています。

そして、この逃走のためのMGEFには全てMagicInfluenceFearのキーワードが設定されています。詳しくは各呪文の個別ページを御確認ください。

戦慄の幻は、判定ロジックも幻だった

ここで問題(?)となるのは、戦慄の幻の判定方法です。条件判定にあたって、EPMagic_SpellHasKeywordという内部関数を用いてキーワード判定をするのですが、この関数の実動作は、そのスペル(呪文)を構成するMGEFのうち、1つでもキーワードを持つものがあればTrueにしてしまうという挙動をしているように見受けられます。

激しい炎のためのMGEFはあくまで、対象のNPCを逃走させる効果内容です。対象のNPCに対して炎ダメージを与える効果内容は、別のMGEFのものです。であるにもかかわらず、スペルを構成している複数のMGEFの内に1つでもキーワードを持つMGEFがありさえすれば、呪文全体についてOK判定にしてしまっているわけです。

幻の判定により、奇跡のOK判定が出る

このことは、恐らくは設計者の狙いと異なる動作なのだとは思いますが、結果として、対象Lvを引き上げるための戦慄の幻を習得することで、与ダメージが増強されるという、誠に稀有な実動作になりますので、上記7種類の炎属性の破壊呪文をメインで活用される方は、戦慄の幻を確実に習得しておきたいものです。

戦慄の幻を習得することで、基本ダメージが10ptあがります。さらに炎強化を習得すれば、それらが掛け算で増大します。例えば、基本ダメージ8ptの火炎を例に挙げると以下の通りです。

  • 戦慄の幻なし:8pt × 1.5(炎強化ランク2)= 12pt
  • 戦慄の幻あり:(8+10)pt × 1.5(炎強化ランク2)= 27pt

戦慄の幻による基本ダメージUPが如何に素晴らしいか判って頂けたかと思います。

しかも激しい炎が未習得でも効果有り

なお、さらに有難いことに、この現象は激しい炎を習得していなくても発生します。激しい炎を習得しないと、激しい炎がもたらす逃走効果はもちろん発生しませんが、習得していなくてもMGEFとしては常に上記7種類のスペル(呪文)のFORM内に存在しているためです。

Perkを習得してMGEFがもたらす逃走効果が発生していなくても、EPMagic_SpellHasKeywordという内部関数はキーワード付きのMGEFが存在するかどうかしか見ておらず、OK判定してくれているということです。

所持NPC

戦慄の幻を所持するユニークなNPCは居ません。

内部処理詳細

Mod Spell Magnitude(Set)
開始方式: Perk Entry Point (Add + 10.00)
効果: 魔法効果の強度に10.00pt加算する
使用MGEFなし

戦慄の幻は、エントリーポイントという汎用的なI/Fを通して、システム動作を決定するための内部変数を補正するやり方で機能実現されています。