《スカイリム攻略》イーストマーチ要塞のクエスト「氷の上の血」について受注条件、報酬、NPC、ロケーション、進行等の攻略情報をまとめています。
概要
氷の上の血 | |
---|---|
イーストマーチ Side | |
EDIT ID: MS11 FORM ID: 0001F7A3 ウィンドヘルムで連続発生した猟奇殺人事件を調査する |
|
分類 | イーストマーチ要塞 |
クエストアイテム | 奇妙なアミュレット |
クエスト報酬 | 死霊術師のアミュレット |
「氷の上の血(Blood on the Ice)」はイーストマーチ要塞のクエストのひとつで、多くのクエスト目標をもつ大規模な内容となっています。ウィンドヘルム市内の墓地の殺人現場に近づくか、またはヒジェリムに入ることで自動発生します。
「氷の上の血」はウィンドヘルムで連続発生した猟奇殺人事件を捜査し、犯人を捕まえようというクエストです。本クエストでは刑事ドラマさながらに、物的証拠を捜したり、住民達の証言を集めつつ、犯人を推理していくようなストーリーとなっていて、進行の自由度がかなり高いです。
但し、本クエストではクリア報酬としてアーティファクトの「死霊術師のアミュレット」を入手出来る可能性がありますが、進行の仕方によっては入手できません。「死霊術師のアミュレット」の獲得を狙う場合は進め方に注意しましょう。
クエスト目標
「氷の上の血」の進行中、以下のようなクエスト目標がジャーナル表示されることがあります。
- 目撃者に話を聞く
- 衛兵に報告する
- ヨルレイフ と話す
- 犯行現場を調べる
- ヨルレイフの協力を得る
- ヘルグリッドと話す
- ヒジェリムに近づく
- 手掛かりを探す
- ヒジェリムから手掛かりをたどる
- ヨルレイフ と話す
- ウーンファースと話す
- 夜に石地区の道を見回りする
- 犯人を追う
- ヨルレイフ と話す
関連NPC
「氷の上の血」に関連するNPCは以下の通りです。
必須NPC
「氷の上の血」には以下の7名の必須NPCが設定されています。
その他の関連NPC
「氷の上の血」にはその他、以下の3名のNPCが関連しています。
関連ロケーション
「氷の上の血」に関連するロケーションは以下の通りです。
クエスト進行
クエストの発生
本クエストはゲーム開始後かなり早い段階で自動発生します。具体的にはゲーム開始後ウィンドヘルムを4回目に訪問した時に自動発生します。
本クエスト発生によりキャンドルハース・ホールの美人給仕である悪しきスザンナは確定で亡くなってしまいます。生きている悪しきスザンナの元気で明るい姿を見たい場合はウィンドヘルム訪問3回目までにキャンドルハース・ホールに立ち寄るようにした方が良いでしょう。
なお、ウィンドヘルムの訪問回数カウントがされるタイミングは、ウィンドヘルムにFTして市内に直接着地した場合はもちろんのこと、屋外セルに入っても1回としてカウントされます。
例えば正門の外の橋、馬屋付近、港湾といった部分も広義のウィンドヘルムであり、カウント対象であることに注意が必要です。ウィンドヘルム周辺のかなり広範囲に近づくだけで1回としてカウントされるものと思っておいた方が良いでしょう。
従って、ウィンドヘルムを訪れたつもりがなかったとしても実際は1回としてカウントされている場合があります。
クエスト発生のメカニズム
なお、本項で御説明した訪問回数カウントを行っているカウンターは具体的にはグローバル変数 MS11EnteringWindhelmCount です。グローバル変数ですのでSetコマンドで操作も出来ますし、GetGlobalValueで現在値をReadすることも出来ます。
ゲーム開始直後の初期値は0です。以降、訪問するたびにこの変数がインクリメントされ、4以上になり、かつ、19時から7時の夜間をまたいだ時に本クエストが自動発生します。
なお、ウィンドヘルム内での移動においてはインクリメントされません。具体的にはウィンドヘルムのロケーションFormに紐づけられていないセルから、紐づけられているセルに入った時にインクリメントされます。
本クエストの発生条件を調整するような自作MODを検討されたい方など、御参考頂ければと思います。
犯行現場
本クエストが内部的に発生し潜伏すると死者の間(ウィンドヘルム)の前の墓地に人だかりが出来、衛兵が立つようになります。会話し「手を貸そうか?」を選ぶことでクエスト発生のログがジャーナル表示され、可視化されます。
この会話から逃げ回ってジャーナル表示を回避したところで内部的には既にクエスト発生しており、可視化されるかどうかだけの違いですので、人だかりができている時点で素直に受注するのが望ましいです。
その後、近くにいる市民3名にクエストマーカー指示が付きます。3人と会話するとクエスト目標が「衛兵に報告する」に更新されます。その後王の宮殿に居る執政の「ヨルレイフと話す」といった流れになります。
ヘルグリッドは死者の間(ウィンドヘルム)の僧侶であり、悪しきスザンナの可哀そうな遺体は引き取られ安置されます。やがて犯人のアジトであるヒジェリムに辿りつく、という流れになります。
なお、本来的には犯行現場周辺にある血痕を調べて追っていくことでヒジェリムを見つける、という流れが想定されていますが、PC版ではこの「血痕」が上手く表示されないことがあります。その場合は辿って行くことが出来ず、周辺をなんとなくうろうろしていて偶然ヒジェリム付近に到達しない限り「ヒジェリムに近づく」にジャーナル更新されないことになります。
クエストを発生させなかった場合
衛兵に呼び止められた時に会話を打ち切って場を離れた場合は、しばらくの間は再度、同じ場所(墓地)を通りがかったところでまた呼び止められ、クエストのトリガを掛けることも可能ですが、しばらく経つともう衛兵は居なくなってしまいます。
ですので、本クエスト冒頭の「犯行現場」の調査をプレイしたい場合は、無視して引き回さず、素直にクエスト発生させるのがベターです。
クエストをすぐに進行させなかった場合
ゲームが進むにつれて環境が変化していく中で、事件関係者の状況が変わってしまう等、クエストが上手く進まなくケースが考えられます。
例えば、内戦の影響でウィンドヘルム市内のレイアウトが置き換わったり、リセットが掛かるケース、または、闇の一党のクエストラインの影響で本クエストのキーパーソンが消滅するケースが挙げられます。
ですので、あまり長期にわたって放置せず、早めに進めておいたほうが安全だと言えるでしょう。
クエストが発生しない場合や、進まなくなった場合
期間をあけたことで、会話を持っている衛兵が居なくなってしまったり、市民が本クエストの話をしなくなったり、といった状態になることがあります。こういった状態になった場合はもうこの「犯行現場」の調査から本クエストを進めていくのは無理だと思われます。
再開したい場合は、次項の「ヒジェリムの捜査」から進めていくことになるでしょう。玄関の錠前を自力で無理やり開錠してヒジェリムに侵入した場合でも次項の「ヒジェリムの捜査」を始めることが可能です。
ヒジェリムの捜査
ヒジェリムに侵入すると捜査は新たな局面を迎えます。クエスト冒頭から順当に進めてきた場合は、ヨルレイフにヒジェリムの持ち主を教えてもらったうえでトヴァ・シャッター・シールドから鍵をもらうことで入ることも出来ます。
達人クラスの錠前を自力開錠して入ることも出来ます。入った時点でまだ本クエストがジャーナルに追加されていなかった場合も、ここでクエスト開始ログが出現し、必ずジャーナル上に本クエストが存在している状態になります。
ヒジェリム内では怪しい場所を調べた場合にはダイアログが出ます。
ヒジェリムの捜査で押収できるものはこの4つです。奇妙なアミュレットはアーティファクトの「死霊術師のアミュレット」を入手するための「種」にあたるアイテムです。「死霊術師のアミュレット」が欲しい場合は必ず入手し、後ですぐにカリクスト・コリウムに500ゴールドで売却するようにしましょう。
クエスト進行はブッチャーに気をつけろ!を読んだところで進展します。このビラに書かれているヴィオラ・ジョルダノに会って、このビラの意味合いを聞かねばなりません。
死せる者ウーンファース
ヒジェリムを出たら、次は死せる者ウーンファースの助言を仰ぐフェーズとなります。但し、死せる者ウーンファースのところに行きつくまでには幾つかの手順があります。「死霊術師のアミュレット」が欲しい場合はこのフェーズで後述の「奇妙なアミュレットを売却」を確実に行いましょう。
兵士のヒント
次の行き先がよくわからない場合は、ヒジェリムで回収したアイテムを持った状態で兵士に話しかけると、その会話の中で2つのヒントを得られます。
- 「このアミュレットが何か分かるか?」
- 「”ブッチャー”について教えてほしい」
兵士からヒントを得た場合はさらに、クエストマーカー指示も付き、わかりやすくなります。もし次の行き先がわかっているなら、この兵士との会話は必須ではありません。
奇妙なアミュレットを売却
奇妙なアミュレットをカリクスト・コリウムに500ゴールドで売却します。カリクスト・コリウムは市内を散歩しているか、または、カリクストの骨董品の館内に居ることもあります。
アーティファクトの「死霊術師のアミュレット」を欲しい場合、必須の手順となります。
ヴィオラの話を聞く
「ブッチャーに気をつけろ!」に名前があったヴィオラ・ジョルダノに会い、情報収集をします。ヴィオラ・ジョルダノは思い込み激しい老婆ですので、半々で聞くようにしないと、無実の人に思わぬ迷惑をかける可能性もありますので注意しましょう。
ヴィオラ・ジョルダノとの会話の中で死せる者ウーンファースが怪しいという話になります。ここで、執政のヨルレイフに密告するか、死せる者ウーンファースに会話しに行くかを判断せねばなりません。
ヨルレイフに密告してしまった場合
ヴィオラ・ジョルダノの話を鵜呑みにして死せる者ウーンファースが怪しいと密告した場合は、死せる者ウーンファースは無実の罪で逮捕され投獄されてしまいます。フェイクでクエスト完了ログがいったん出ますが、全然完了しておらず、数日経過後に第2の殺人事件が発生しアリバンヤが殺害されます。
死せる者ウーンファースは収監されていてアリバイがあるため無実が確定し、おかしいぞという話になります。そして結局死せる者ウーンファースに話を聞きに行くことになります。
結局、死なずに済んだはずのアリバンヤの命が奪われる結果になってしまったわけです。
死せる者ウーンファースに会話しに行く
死せる者ウーンファースは基本的に「王の宮殿・上階」の自室に居ます。前項の「ヨルレイフに密告」をやってしまった場合は、可哀そうにウィンドヘルム兵舎(ブラッドワークス)地下の牢屋に入れられています。
どちらの場合でも会話すると死せる者ウーンファースと会話すると、聡明な彼は様々な情報を総合し、犯人の次の犯行があるだろうという考えを表明、「明日の晩石地区に張り込むんだ。殺人犯が次にそこで凶行に及ぶのはまず間違いない」と言われます。
石地区とは市場周辺のことで、マップ上にマーカー表示されます。
石地区での犯行
ここで注意しなければならないのは死せる者ウーンファースは「明日の晩」と言いますが、夜に限らず白昼堂々、石地区で事件が発生する点です。
真犯人のカリクスト・コリウムは石地区(市場)に向かってゆっくり歩いて近づいて行きますので、まずは近づきつつあるカリクスト・コリウムを見つけましょう。
カリクスト・コリウムは石地区(市場)に居る女性をターゲットに迫って行きます。アリバンヤが生存している場合は、このターゲットはしアリバンヤになります。既に死亡している場合は女性がランダムで1名選ばれます。
カリクスト・コリウムに話しかけて「現在会話できません」のログが出たら間もなく決行されます。ターゲットの女性に対して凶行に及ぶ前に始末できるよう、主人公も武器を出しておきましょう。
カリクスト・コリウムが刃物を出したのを確認したら、ターゲットの女性がやられる前に主人公の手でカリクスト・コリウムを始末すればOKです。目の前に衛兵が居ても、賞金が掛けられることはありません。間に合わなければターゲットの女性は死亡します。
クエストの完了
カリクスト・コリウムを始末したら、所持品を回収しましょう。奇妙なアミュレットを売却済みであれば、カリクスト・コリウムの所持品の中にアーティファクトの「死霊術師のアミュレット」が入っていますので確実に入手しましょう。
その後、執政のヨルレイフに報告したところで本クエストは完了となります。